2017年に刻まれた音楽の意義

V.A.『ONE LOVE MANCHESTER 』

発売中

V.A. ONE LOVE MANCHESTER
マンチェスター爆破事件の被害者救済イベントとして、アリアナ・グランデが呼びかけ開催された「ワン・ラヴ・マンチェスター」。卑劣なテロに対する世界のメッセージと団結を象徴するイベントとなった、そんなOLM(ワン・ラヴ・マンチェスター)当日の約3時間のライブ音源がこちら。事件後のマンチェスター魂のテーマ・ソングとなったオアシスの“ドント・ルック・バック・イン・アンガー”をアリアナがコールドプレイと歌い、ロビー・ウィリアムスは涙ぐみながら “エンジェルス”を(会場はもちろん落涙&大合唱)、マイリー・サイラスはアリアナと互いに労り合うようにクラウデッド・ハウスの“ドント・ドリーム・イッツ・オーヴァー”を歌い、また、ファレル・ウィリアムスの “ハッピー”やジャスティン・ビーバーの“ラヴ・ユアセルフ ”といった楽曲は、そのシンプルな言葉の強さによってそこに集った数万人がヒューマニティを今一度確認する機会となった。全編が歴史的一コマと呼ぶに相応しいライブ音源集。「祈りは救いにならない」というテロへの無力感やニヒリズムを前に、それでも火を灯すラストのアリアナの“虹の彼方に”は特に感動的だ。 (粉川しの)

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