「今、ここ」への祈りの純度

ACIDMAN『灰色の街』
発売中
SINGLE
ACIDMAN 灰色の街
最新アルバム『Λ(ラムダ)』から2年半、シングルとしては『ミレニアム』以来2年11ヶ月ぶりとなるACIDMANのニューシングル。少年時代から抱き続けた「宇宙への憧れと畏れ」を3ピースのバンドアンサンブルに託してきた大木伸夫にとって根源的な重要性を持っていた作品=『Λ』を経て、彼は《灰色 灰色の街の中/僕らは夢を見た/何も 何もない夜空に/負けたくはなかった》と、紛れもない「今、ここ」に生きるリアリティを確かに掲げてみせる。ストリングスをフィーチャーしたミディアムテンポの楽曲&音像。ひときわメロディアスでエモーショナルな旋律。祈りと決意が渾然一体となったような切実な想いとともに胸に迫る、《こうしてまた僕らは生きてゆくんだよ/小さな花の様に》の大木の熱唱――。音楽の真価が問われる困難な状況の中、《明けてゆく夜空を信じたなら/世界は歌に成ってゆく》という大木の真摯な歌声が聴けることを心から嬉しく思うし、ACIDMANの音楽を今こそもっと聴きたいと思う。なお、今作のカップリングには「創、再現」ツアーファイナルのライブ音源を全曲収録!(高橋智樹)

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