その点で大注目なのが、このゴールデン・シルヴァーズ。牧歌的なイノセンスを湛えるシングル“マジック・タッチ”を最初に聴いたときは、やっぱり品のいい優等生型かと思ったが、アルバムのリード・シングル“トゥルー・ナンバー9・ブルース”の軽薄さと猥雑さが最高。しかも、プリンスに憧れながら、ちょっと本家と較べると、腰の動きがぎこちないのが余計に燃える。このぎこちなさこそ今の時代意識なんだと思う。アルバムではその他にも、ドリーミー・ポップあり、王道を行くバラードあり、80sディスコあり、クラウト・ロックあり、異常なロック偏差値の高さを見せつけているが、徹底的に親切なメロディが、そんなことよりもクラスの好きな女子と話をしたいのですと語っている。以前に別バンドでXLと契約したもののデビューできなかったというリベンジ精神も最高。(古川琢也)
むっつりスケベ本領発揮
ゴールデン・シルヴァーズ『トゥルー・ロマンス』
2009年05月27日発売
2009年05月27日発売
ALBUM
その点で大注目なのが、このゴールデン・シルヴァーズ。牧歌的なイノセンスを湛えるシングル“マジック・タッチ”を最初に聴いたときは、やっぱり品のいい優等生型かと思ったが、アルバムのリード・シングル“トゥルー・ナンバー9・ブルース”の軽薄さと猥雑さが最高。しかも、プリンスに憧れながら、ちょっと本家と較べると、腰の動きがぎこちないのが余計に燃える。このぎこちなさこそ今の時代意識なんだと思う。アルバムではその他にも、ドリーミー・ポップあり、王道を行くバラードあり、80sディスコあり、クラウト・ロックあり、異常なロック偏差値の高さを見せつけているが、徹底的に親切なメロディが、そんなことよりもクラスの好きな女子と話をしたいのですと語っている。以前に別バンドでXLと契約したもののデビューできなかったというリベンジ精神も最高。(古川琢也)