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今やリリースするたびにタイアップとしていろんな場所で楽曲を耳にする機会が増えているずっと真夜中でいいのに。の新曲“シェードの埃は延長”は、自身初のゴールデンタイムの地上波ドラマのタイアップ曲。《吐き出せないまま 消えてった》というリフレインから始まることによって、ここがまたサビで出てくるんだろうなと思ったら全くそんなことはなく、全く予想できないほどに展開がガラッと変わっていき、さらに強いメロディのサビがやってくる。とことんキャッチーでありながら今までのずとまよにはなかった曲というのはドラマ主題歌であっても攻めまくっているということであるし、ACAねの快活さを感じさせる歌唱もまた1段新たな次元に突入したことを感じさせる。何よりもどこでなんの音が鳴っているかはっきりわかるくらいにクリアなサウンドがライブでの大人数での演奏の多幸感を想起させてくれる。轟音が鳴っている部分でACAねが扇風琴を弾いてる姿も。(ソノダマン)
(『ROCKIN'ON JAPAN』2025年4月号より)
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