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現在ソウル・シンガポール・バンコク・台北公演を含む自身最大規模のツアーに挑んでいる、なとり。初日にサプライズリリースされたのが“Puppet”だ。その2週間前に発表された“ポルターガイスト”はロック×ボカロの側面が色濃く出た、ライブでは鬱憤を吹き飛ばして生きるためのシャウトをさせてくれる一曲だが、“Puppet”はフロアをダンスホールに変える、オリエンタルファンク仕立ての踊り狂えるキラーチューン。なとりのライブにおける音楽表現の幅広さがわかる2曲が、ツアー幕開けとともにドロップされたということだ。“Puppet”は、本人とリスナーの関係性を表しているとも取れる楽曲で、《私のこと、本当に愛してくれますか?》「いーよー!」のコール&レスポンスやサビの合いの手が盛り上がること間違いなし。「にゃあ」だけでなくさまざまな音がちりばめられていて、それらが頭の中のとっ散らかったアレコレを具現化しているよう。2番の「なーんだろ」「知らーん顔」などの歌のリズムと韻も、絶妙に気持ちいい。(矢島由佳子)(『ROCKIN'ON JAPAN』2026年8月号より)
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