『orbital〜』期のPV集。映像のトーンも当然、この3年近くのバンプに見事に寄り添っていた。メジャー・デビュー以来の戦友である番場秀一監督の仕事には、脈絡と楽曲への理解度を改めて感じる。“メーデー”における水の使い方とか、“supernova”のゴスペル感にオーディエンスが絡むこととか。例外的に収録された『人形劇ギルド』リリース時のPVも、6曲のシングルの中間期の作品であり、思えば確かに『orbital〜』期のクリエーション。『人形劇ギルド』での仕事は、『ユグドラシル』との確かなブリッジだった。唯一の山崎貴監督作品“涙のふるさと”は、映画監督ならではの明確なストーリー性とキャスティング(言うまでもないですね)において、リリース時とても新鮮だったし、今後、貴重映像としての価値を増していくこと決定。(斉藤知太)
『orbital period』への道
BUMP OF CHICKEN『『orbital period』(DVD)』
2008年05月14日発売
2008年05月14日発売
『orbital〜』期のPV集。映像のトーンも当然、この3年近くのバンプに見事に寄り添っていた。メジャー・デビュー以来の戦友である番場秀一監督の仕事には、脈絡と楽曲への理解度を改めて感じる。“メーデー”における水の使い方とか、“supernova”のゴスペル感にオーディエンスが絡むこととか。例外的に収録された『人形劇ギルド』リリース時のPVも、6曲のシングルの中間期の作品であり、思えば確かに『orbital〜』期のクリエーション。『人形劇ギルド』での仕事は、『ユグドラシル』との確かなブリッジだった。唯一の山崎貴監督作品“涙のふるさと”は、映画監督ならではの明確なストーリー性とキャスティング(言うまでもないですね)において、リリース時とても新鮮だったし、今後、貴重映像としての価値を増していくこと決定。(斉藤知太)