3年ぶりの2作目は、ウィリアム・クライン、ジミヘン、スライ、P・ファンク、キューブリック、フリッツ・ラング、タランティーノ、デヴィッド・ボウイなどへの膨大なオマージュと引用に満ちたポストモダン的世界を嬉々として構築していく、言ってみればアメリカ版オタク/サブカル・ギャルとしての本領を遺憾なく発揮した「怪作」である。そうしたネタ探しの楽しみはもちろん、オーソドックスな歌ものアルバムとしてもよりポップさを増して楽しさは倍増。全19曲(+日本盤ボートラ2曲)はあっという間に終わってしまう。前作の神秘性と荘厳さは少し薄れたが、エンタテイメントとして見事な完成度だ。(小野島大)
目くるめくサブカル迷宮へようこそ
ジャネール・モネイ『ジ・エレクトリック・レディ』
2013年09月18日発売
2013年09月18日発売
ALBUM
3年ぶりの2作目は、ウィリアム・クライン、ジミヘン、スライ、P・ファンク、キューブリック、フリッツ・ラング、タランティーノ、デヴィッド・ボウイなどへの膨大なオマージュと引用に満ちたポストモダン的世界を嬉々として構築していく、言ってみればアメリカ版オタク/サブカル・ギャルとしての本領を遺憾なく発揮した「怪作」である。そうしたネタ探しの楽しみはもちろん、オーソドックスな歌ものアルバムとしてもよりポップさを増して楽しさは倍増。全19曲(+日本盤ボートラ2曲)はあっという間に終わってしまう。前作の神秘性と荘厳さは少し薄れたが、エンタテイメントとして見事な完成度だ。(小野島大)