【アカデミー賞】ビリー・アイリッシュがビートルズの“Yesterday”をカバー! エミネムの大サプライズ、松たか子にエルトン・ジョンなどパフォーマンス映像全て

【アカデミー賞】ビリー・アイリッシュがビートルズの“Yesterday”をカバー! エミネムの大サプライズ、松たか子にエルトン・ジョンなどパフォーマンス映像全て

2月9日に行なわれたアカデミー賞授賞式。ご存知のように、『パラサイト 半地下の家族』が外国語映画として初の作品賞を獲るという大快挙を成し遂げた。アメリカのメディアの大半は『1917 命をかけた伝令』が作品賞と監督賞を獲ると予想していたので、これは大きなサプライズだった。が、会場の熱狂を見ても分かる通り、普段は字幕映画を観ないアメリカ人に愛され、とりわけ若者が観て大ヒットした作品だったので、嬉しい驚きだったと思う。

アカデミー賞について書きたいことは山ほどあるのだが、とり急ぎパフォーマンスの映像を紹介。

1) ビリー・アイリッシュが追悼でザ・ビートルズの“Yesterday”をカバー!

グラミー賞を授賞した後、すぐにオスカーでのパフォーマンスがアナウンスされたビリー。授賞曲はないので何を歌うんだろうとすぐに話題に。フィニアスがTV番組に出てボンドのテーマソングはもう書き終わっていて、間もなく発売すると言ったので、ファンの間では勝手に、ボンドのテーマを歌うんだろうという噂が立っていた。しかし、ビリーが直前に追悼の場面で歌うとソーシャル・メディアで発表。ビートルズのカバーとなった。

2) なんとエミネムが17年の時を経て“Lose Yourself”をパフォーマンス。

エミネムは、17年前に『8マイル』の“Lose Yourself”で最優秀オリジナル歌曲賞を授賞していたが、実はその時オスカーに出席しなかった。とは言え、なぜ急に今回出て来たのか不明で、少し唐突だったのだが、エミネムがパフォーマンスの後Varietyのインタビューに答えている。
https://variety.com/2020/music/news/eminem-oscar-academy-awards-lose-yourself-exclusive-interview-1203500085/

●なぜ今年出たのか?
「当時は、自分が授賞するとすら思っていなかったんだ。それに数週間前にグラミー賞でルーツと“Lose Yourself”をパフォーマンスしたばかりだったから、またパフォーマンスするっていうのは良くないんじゃないかと思った。それに当時若かった俺は、ああいう賞が俺を理解してくれるわけがないと思っていた。

それなのに俺が獲ったんだ。『狂ってる!』って思ったよ。出席もしなかったのに、くれるなんて、本物の賞だと思った。

あの時パフォーマンスできなかったから、今やるのはクールだと思った」

●当時は、曲をセンサーされるからパフォーマンスを断ったと報道されていましたが。
「それは違う。そもそもそんなに放送禁止用語がある曲でもないし。だからそれはデマだよ」

●当時オスカーの日は何をしていたのですか?
「娘と家にいて、オスカーを観てもいなかった。娘の学校が朝早かったら、寝ようとしていたんだ」

●今回はオスカーの歴代授賞曲を紹介するモンタージュの中に“Lose Yourself”がもともと入っていたため、オスカーに出演をお願いされ、イエスと言ったということですか?
「そうだね。アルバムを出したばかりだしタイミング的にもちょうど良いと思ったんだ」

●秘密にするアイディアはエミネムから?
「オスカー側かポール(エミネムのマネージメント)のアイディアだったと思う。秘密にすると言われたので、『いいと思う』と賛成したんだ」

なるほど。あまりに唐突だったけど、こういう流れだったということ。

エミネムは、出演後、歌詞を引用しながら、「もう1度チャンスをくれたら……」とツイート。「ありがとうアカデミー賞。ここに来るまでに18年もかかって悪かったな」とコメントしている。

また2001年のグラミー賞で共演したエルトン・ジョンもこの日パフォーマンスしたため、2ショットをポストしていた。

3) 松たか子! ご存知『アナと雪の女王2』で吹き替えした世界中のエルサ役が結集したなんとも素敵な企画。松たか子が一番手で出て来て嬉しかった!

4) オープニングを華々しく飾ったジャネール・モネイ。いまだ「白すぎるオスカー」が問題となった今年のオスカーでそのオープニングに、「物語を語るブラック・クイア・アーティストとしてここに立てて誇りに思う」と語ったのが意味があった。

5) エルトン・ジョン。オスカーを授賞した『ロケットマン』から“(I'm Gonna) Love Me Again”

6) ランディ・ニューマン。『トイ・ストーリー4』から“I Can't Let You Throw Youself Away”

ランディ・ニューマンは、『マリッジ・ストーリー』で作曲賞にもノミネートされていた。

7) シンシア・エリヴォ。『ハリエット』から“Stand Up”

シンシア・エリヴォは、白人俳優しか授賞しなかった今年のオスカーで唯一黒人としてノミネートされていた。彼女は現在33歳で、すでに、エミー賞、グラミー賞、トニー賞を授賞していて、この日オスカーを授賞すれば、4冠を授賞した最年少となるところだった。残念ながら、主演女優賞は、レネー・ゼルウィガーが選ばれた。

8) クリッシー・メッツ。『Breakthrough』から“I'm Standing With You”
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
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