2年ぶりのニューアルバム。宣伝資料、全10曲のうち4曲に「※オンエア推奨曲」と書いてあって、「多すぎでしょ」と思ったが、通して聴き終えた時点で「わかる! もっとあってもいい」に変わっていた。ソウルフルで…
これは成長や進化というより、柔軟で底知れないポテンシャルをどんどん解放している感じなのだろう。19歳とか20歳とか、本人はそんなに違いはないと言っていたが、そうは言っても、20歳になる2021年を前にリリース…
ルックスとバンド名、そしてライブを禊と呼ぶコンセプトは、ヴィジュアル系そのもの。しかし、音源集『ハキュナマタタ』の1曲目“Requiem”を聴いて、意表を突かれた。命(Vo・G)の太く艶やかな声質は王道であり…
オカザワ カズマ(G)のプロデュースによる“囚”、カワクボ タクロウ(B)が作詞とプロデュースを手掛けた“薄皮”、切ない胸の内を綴った“シュレディンガー”“ぬいペニ”など、新機軸も光っている最新作。映画…
声優として活躍する傍ら、2017年にアーティストデビューした斉藤壮馬のセカンドアルバム。以前より作詞作曲を手掛けていたが、満を持して今作ではすべてが自身の作詞作曲によるものだ。さまざまな役柄を演じたり、…
前作『BORDERLESS』のリリースツアー後半日程が、コロナ禍の影響により無念の中止となった雨のパレード。彼らの2020年への向き合い方は「自分の音楽的な核心も内面世界も露わにしたアルバムを年内にもう1枚発表す…
このタイミングに紹介するのがなんとも歯痒い、極上のスウィンギンロックンロールクリスマスである。ちゃんみなとSKY-HIがツンデレカップルの設定で、ドタバタと駆け抜けるラブコメディ。賑々しくゴージャスなビッ…
2019年4月のwowaka急逝という困難を、シノダがボーカルを務める新体制で乗り越えライブ活動を展開してきたヒトリエ。そして、3人体制では初の新曲となる“curved edge”は、wowakaというアーティストの表現を「継…
2020年12月公開の『劇場版ポケットモンスター ココ』に書き下ろしたテーマソング6曲と、TVアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』シリーズに手掛けた4曲を追加収録したコラボレーションアルバム。 6曲それぞ…
グループ魂がアルバムを作ってくれることは、もう、5年にいっぺんくらいのお楽しみというか、ご褒美だと思っていいと思う。今回も満喫しました、ご褒美。コントも合わせて19曲、1曲1曲をヘッドホンで、大きな音で…
デビューから僅か一年、CDを1枚もリリースしないままストリーミングチャートを席巻してしまったYOASOBIが、遂に初のフィジカル作品を完全生産限定で放つ。小説を原作に楽曲を生み出すというコンセプトは、メディア…
年明け一発目も、前作に引き続きダブルタイトルのシングル(ただし今回はCDが出る)で、“本音”はリリースの頃に佳境を迎える「全国高校サッカー選手権大会」応援歌。歴代の応援歌に倣うように、青春真っ只中を生…
この最新EPに先駆けて、秋田ひろむは札幌市真駒内の頭大仏よりオンラインライブを繰り広げた。本作にはその時のセットリストにも含まれた新曲群を収録している。プロジェクションマッピングを使用した頭大仏でのラ…
ドラマ『七人の秘書』のダブル主題歌“Who I Am”“The Hardest”やCMソング“One Touch”を含む全5曲を収録した、1stフルアルバム『eyes』以降初のEP。ONE OK ROCK・Toruが再び共作曲&プロデュースで参加した“W…
1位になって、シンガーとしての自分にポテンシャルがあるってことが証明されたっていうのは、ほんとに嬉しい 現在発売中の『ROCKIN'ON JAPAN』2月号に宮本浩次が登場! ついに、人生初の1位を獲得。カバーアルバ…
京急電鉄とのタイアップで“赤い電車”がリリースされたのが2005年。その後2011年に香川の高松琴平電気鉄道「ことでん」の開業100周年イベントにて“コトコトことでん”が披露され、2018年からは瓦町駅の発車メロ…
アニメ『呪術廻戦』の主題歌“廻廻奇譚”は、実に『呪術廻戦』的なワードが呪文を唱えるように吐き出され、戦いの火ぶたが勢いよく切られたことをイメージさせるような緻密なアレンジがちりばめられている楽曲。ア…
CDに収録されフルバージョンがお目見えとなった“ALMIGHTY〜仮面の約束 feat.川上洋平”に続き、またもやこの両者によるコラボ曲が届けられた。 “多重露光 feat.川上洋平”は、劇場版『仮面ライダーセイバー』主…
あの多彩な楽曲たちからベスト10を決めるなんて無理!と思ってしまったのだが、BABYMETALが単なるベスト盤を出すわけがなかった。ここにあるのは、「10曲」ではなく、「10年間」である。Kawaii×ヘヴィメタルとい…
端正な歌モノでもノリのいいダンスロックでもいくらでも書けるバンドが、メジャー第1弾シングルとしたのがこの曲だという事実が、なんとも頼もしい。彼らはこの“EDEN”のソングライティングの柱として自身最大の…
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