ROCKIN'ON JAPAN INTRODUCTION
bumpofchicken

bumpofchicken

驚異の両A面シングルをメンバー全員で語る! !

昨年11月の配信シングル“ファイター”“パレード”からたった5ヶ月で両A面ニューシングル『Hello,world!/コロニー』をリリースするBUMP OF CHICKEN。ここ数年の藤原基央の曲作りのフットワークの良さには驚きしかない。
そして、“Hello,world!”と“コロニー”を聴けば、その圧倒的な曲の力と密度、新たな音楽的な試みの数々にさらに驚くことになる。かつては長い間待ちに待って味わえた新曲の感動とインパクトと同等の手応えを、今のBUMP OF CHICKENはハイペースな活動の中からフットワーク軽く僕らに与えてくれる。
これらの曲がどうやって生まれてきたのか。これからのBUMP OF CHICKENはどこへ向かうのか。4人に集まってもらいじっくりと語り合ってもらった。

撮影=太田好治

(“コロニー”のデモを最初聴いた時、)BUMP OF CHICKENでやるんだとかを考えなかったです。何も足したくない、何も引きたくない、みたいな感じの印象が強くあって。だからバンドとか以前の問題で、ただ単に曲が良かったなあっていうのが、最初に思ったことでした(増川)

最近、鳴る音の可能性を否定したくないというか。曲の可能性が見えるんだったら絶対に活かすっていう方向に僕らは動いてるからなんです。でもやっぱり4人で表現するということにもこだわりが、このバンド自体にすごくあるみたいで。そこでそのふたつをどう有機的に表現していくかっていう創意工夫が、今回もありましたね(藤原)

怖さもあるので、新しいことに挑戦してみようというのは。人の望んでくださるものだけをやっていくというのは、やっぱりちょっと、悲しい。その曲の可能性を否定しているし、自分たちの成長の幅も自分たちから狭めてしまうし、なにしろ支持してくれてるという愛情に対して甘えっぱなしというか。そんなバンド、そこで終わったほうがいいし(藤原)

“Hello, world!”も“コロニー”も“パレード”も“ファイター”も、ほぼ同時期にオファーをいただいて。4曲の胎動っていうんですかね、同時に始まるみたいな。だから4人全員兄弟っていうか。「1曲1曲の作業とはいえ、その4曲がきっと非常に近い位置で干渉し合うことがあるだろうな」と(藤原)

(“Hello, world!”は)見たことない扉が開かれて、見たことないものが見えるっていうような、今まで自分が体験してきたことが曲を聴くことで甦ってくるというか。さらにそれが過去のことだけじゃなく、未来にもあるはずで、その予感でわくわくできた。曲調も4人でやってる絵がすぐ見える感じだった(升)

(『血界戦線』のタイアップの“Hello, world!”は)みんなやりたい気持ちは同じですし、同じ足並みで歩いてるんですけど、僕はちょっとぐいぐい行きすぎてしまった部分がかなりあって。それも全然自覚がないんですよ(笑)。今までたまっていたアニソンに対する思いと、この映像がこう来るから絶対こうなるんだっていう欲望を振り切った状態で、その場所に居続けましたね(笑)(直井)

さっき4人で合わせたんですけども、久しぶりの筋肉感っていうか、乳酸感っていうか……練習しててアドレナリンが出る感じというのがあって。それは“Hello, world!”を聴いてもらえば詰まってると思うんです(増川)

自分の知ってること、体験したことのあること、その最たるところというか。意外と大ピンチ!みたいなことやってるんです(笑)。でも、そうやって言うと誤解あるかもしれないですけど、バンドの状況は色濃く出てると思います。ここ数年はほんとに勇気を出してやってるのでね(藤原)

スタイリング=二村毅(little friends) ヘア&メイク=YOSHIKO(SHIMA)

続きは2015年3月30日(月)発売のロッキング・オン・ジャパン 5月号で!

ロッキング・オン・ジャパン
  • ROCKIN’ON JAPAN 2015年5月号

BUMP OF CHICKEN 『Hello,world!/コロニー』を全員で語る!

  • ニューシングル『Hello,world!/コロニー』完成! ツアー「WILLPOLIS」からのすべてをメンバー全員で語る、全34ページ大特集!
  • ●雑誌コード:09797-05
  • ●発売日:2015-03-30
  • ●定価:571円 + 税
詳細はこちら

↑TOPに戻る

公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする