SEKAI NO OWARIが約9ヶ月ぶりにリリースするシングル『RAIN』は、ポップで美しい最高峰のセカオワバラードである。
僕たちがずっと待っていたセカオワナンバーでもあるし、新たなセカオワスタンダードでもある。
2017年6月30日(金)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』では、4人は今何を思い、この曲にいかなる願いを託したのか、そして、映画『メアリと魔女の花』との出会いから“RAIN”の完成までを語ったロングインタビューを表紙巻頭で特集。その中から発言の一部をお届けする。
インタビュー=小栁大輔 撮影=北島明
僕の中ではどう作ったかわからないぐらい、『メアリと魔女の花』のストーリーを観た時に、その中にあった感じだったんで。映画に引き出されて、映画が俺を通じて作ったって感じですかね。だから僕はほぼなんもしてないっていうか。映画が、俺というフィルターを通っただけで、僕はほぼ生きていただけなので(Fukase/Vo・G)
Fukaseのボーカルとピアノが白玉で鳴る感じが自分の中であって。で、その感覚をみんなも共有してくれて。このAメロにすごく引きつけられたんですけど、苦しめられもしたっていう(笑)(Nakajin/G)
つらいことを私は、なんか乗り越えられる気がしない、ひとりだったら。「みんながいるから頑張ろう」って思うことがたくさんあって。曲よりもメンバーが大事だから、そのリスペクトで大切にしてるっていうもので曲を作ってるから。それがうちのきっと良さ、昔から(Saori/Piano)
長く続けば続くほど、より共通言語というか、そういうのが増えていくのと一緒で、よりスムーズになっていくでしょうし。だから、たぶんそういうスタジオの作業とかでいろいろ実験したりする余裕が生まれたのかなと。“スターゲイザー”のRECは、あれもやってみよう、これもじゃあやってみようみたいな感じでした(DJ LOVE/DJ)
単純に、同じようなことやっててもおもしろくないだろっていう、いつだってシンプルな動機じゃないですかね。それはエンターテイメントっていう言葉を掲げた日からずっと、変わってない感じですね(Fukase)
続きは2017年6月30日(金)発売の『ROCKIN’ON JAPAN』8月号で!
『ROCKIN'ON JAPAN』2017年8月号
SEKAI NO OWARI
前作『Hey Ho』から約9ヶ月、待望のシングル『RAIN』完成。セカオワの新たな魔法がかけられた珠玉の新曲、そして全国野外ツアー「INSOMNIA TRAIN」で彼らはどこへ向かうのか?
シングル&ライブヒストリー、2本立てインタビューで、セカオワの魔法、そのすべてに迫る!
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一冊まるごとで今のmiwaに迫る! 「ARENA tour 2017 “SPLASH☆WORLD”」大阪城ホール2日目、舞台裏から終演後まで全部詰まったスペシャルブック
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記念すべき20周年の最中に突然届いた新曲8曲。そこに込められた挑戦・覚悟、すべてを語る
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ニューシングル『DECIDED』&3年ぶりのアルバム『TYCOON』到着! TAKUYA∞に最速で訊いた!!
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