15歳のバーチャルシンガー・花譜に急接近。彼女は今、何を思うのか。17の質問で迫る特別メールインタビュー!

15歳のバーチャルシンガー・花譜に急接近。彼女は今、何を思うのか。17の質問で迫る特別メールインタビュー!

──初めてのアルバム『観測』を聴かせていただきました。ご自身でも「現時点での私のすべてが詰め込まれているアルバム」と動画内で語っていましたが、今この作品に寄せる思い入れや、作品との距離感というのはどのようなものですか。

聴いていただきありがとうございます。自分の歌の入ったアルバムが出るということで、ずっと不思議な気持ちでいます。そしてアルバムに入っている曲は、全てカンザキイオリさんに作っていただいたのですが、本当に素敵でとても好きな曲ばかりで。とにかく必死に歌いました。
先日、活動1周年を迎えたのですが、活動初期にレコーディングしたものと今年に入ってレコーディングしたものでは、声もちょっとずつ変わってきている気がします。
花譜の成長?(してるだろうか……)歴史?が垣間見えるアルバムだと思います、きっと。


──歌うことが好きになったのは、振り返ってみるといつ頃からでしたか。思い出に残る楽曲や、エピソードがあれば教えてください。

うーん……気づいたら好きだった、という感じなんですけど。この前思い出したのは、家族のウォークマンを借りて(家族にアイドルがすごく好きな人がいて)元AKBの小野恵令奈さんの“えれぴょん”を一時期狂ったように聴いて歌っていました。その時初めて歌詞を覚えようとしたり、いい歌だなって感じたりとかして。その頃かなと思います。


──リスナーとしては、どのようなアーティストを好んで聴いてきましたか。

HoneyWorksが初めて自分から好きになったアーティストで、それからボカロを聴き出したり。次に『君の名は。』でRADWIMPSに心を揉みくちゃにされ、そこから邦ロックへと徐々にハマっていきました。あとはアイドルも好きです。雑食です。最近はCRYAMYというバンドに出会い、むちゃくちゃいいのでずっとCRYAMYを聴いています。


──プロのシンガーを志すようになったのは、いつ頃でしたか。きっかけになったエピソードがあれば、教えてください。

全然プロのシンガーを目指していたわけではなくて、でも自分が将来何したいんだって言われた時に、いちばんはやっぱり音楽に関わりたくて。でもそれってやりたいって気持ちだけじゃおそらく食べていけないじゃないですか。だから不安もあって。でも無理だって周りに言われるのも嫌で、人に音楽をやりたい!とはずっと誰にも言えないでいて……。
そんな中で音楽アプリで歌い始めて。いろんな声や歌い方の人がいて、そこで学ぶこともたくさんありました。
今となっては私の財産で思い出です。あと私、自分がこの世でいちばん歌が上手いと思っていた時期があったんですけど、それも呆気なく壊されました。とんだ思い上がりでした。
そのアプリを始めたおかげで今、運営さんに見つけていただいて、こうして歌を歌えているわけなので、本当に運命というか。今でも不思議です。選んでいただいたことを後悔させないよう、食らいついていきたいと思っています。


──花譜さんの歌声の、繊細なビブラートがとても魅力的なのですが、ご自身の歌声について、どのような印象を抱いていますか。

魅力的なんて! ありがとうございます。歌ってる声はなんか、自分でも面白いと思います。上手くできないことがたくさんあって、声を張るのとか苦手なんですけど、最近どうにか声量を上げることができるようになってきました。
なんでこの人はこういう風に歌えるのかとか、どっから出るんだろうこんな声!とか、この声があったら歌うの絶対楽しいなとか、嫉妬したり、ないものねだりしてしまうこともたくさんあるので、全然満足はできていませんが、嫌いじゃないです。


──2018年10月にYouTubeでの動画公開がスタートして、現在は15歳の高校生ということですが、バーチャルシンガーとして活動することになったいきさつを教えてください。

ある日DMが今の運営さんから突然きて、色々あったんですけど会うことになりました。その時にこんな界隈があるんだけど、試しにやってみませんか?という運営さんからの提案を受けて、挑戦したいと思いやらせていただいています。


──生身のリアルな花譜と、表情豊かな CGアバターの花譜とでは、どのような共通点があると思いますか。また、アバターの花譜を羨ましいと思うような点があれば、教えてください。

むずかしい……共通点はあまり真顔にならない所とかでしょうか。運営さんからは雰囲気とか空気が似てると言われたりするんですが自分ではわからない……。
羨ましいのは食べても太ったり体型が変わったように見えないことですね(笑)。


──動画を通じて多くのリスナーと触れ合ってきたと思いますが、バーチャルシンガーとしての活動の中で特に嬉しかったことは、どんなことでしょう。

たくさん人に自分の声を褒めてもらえて、すごく嬉しいです。
もっと聴いて、もっと聴いて!って思うんですけど、いざたくさん聴かれると、すごく恥ずかしい気持ちになったり。
私の初めてのワンマンライブ「不可解」の時にお手紙や絵をいただいたのですが、これを私のために、私のことを考えてお家とか新幹線とかで書いてくれたのかと思ったら涙が出ました。その人たちの中にちょっとでも私の歌が存在することができてすごく嬉しい!とも思いました。


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