今年、バンド結成10周年を迎えるSILENT SIRENのベーシスト・あいにゃんとお酒の素敵な関係は、SNSやバンドの公式YouTubeチャンネルなどを通じて、ファンの間でよく知られています。そんな彼女に、1990年3月22日に発売されて以来、深く愛され続けている「キリン一番搾り」の魅力、お酒を楽しみながら感じることができる幸せについて語っていただきました。バンドメンバーやスタッフとのコミュニケーションを豊かに彩り、音楽活動を支えてくれているビールへの愛情が、とても伝わってくるインタビューです。
インタビュー=田中大 撮影=伊藤元気(symphonic)
アルバム『mix10th』は、バンド結成10周年にふさわしいものになったので、
焦らずに、じっくりとみなさんに伝えられたらいいなと
――最近は、どのように過ごされていました?「ツアーやアルバムのリリースが延期になってしまったので、おうちで過ごす時間が多かったです。SILENT SIRENのYouTubeのチャンネルを開設したので、メンバーとゲームをしたり、ベースを弾いて配信したこともありました」
――YouTubeチャンネルで公開した「【あいにゃんStay Home企画】集えベーシスト!!『フジヤマディスコ』〜300人で弾いてみた〜」という動画、すごかったですよね。
「ありがとうございます。いろいろ初の試みをしているんですけど、メンバー4人で仲よく、わちゃわちゃやっています。私は、お酒が好きなので、お酒に関する企画もやりましたね」
――ゆかるん(Key)さんが企画した利きビールの動画を観ました。
「飲みながら、すぐに気持ちよくなっちゃったんですけど(笑)。お酒に関する企画は、ファンクラブイベントでもやりました。ファンのみなさんと、リモート飲みをしたんですよ。たくさん応募をいただいたので、また絶対やりたいと思っています」
――9月にリリースされるアルバムも、楽しみです。今年は、バンド結成10周年ですよね?
「そうなんです。アルバム『mix10th』は、10周年にふさわしいものになったので、焦らずに、じっくりとみなさんに伝えられたらいいなと思っています」
――ゴールデンボンバーの鬼龍院翔さんが作詞作曲をした“聞かせてwow wowを”も収録されますが、この曲、ライブで盛り上がると思います。
「鬼龍院さんが、サイサイのライブを観に来て、ファンのみなさんの目線も組み込んで、曲にしてくださったんです。先日、リモートライブをしまして、そこで初披露したんですけど、私も『これは、ライブ映えする曲だな』って思いました」
――リモートライブでは、愛美(Poppin'Party)さんをゲストに迎えて、“Up To You feat. 愛美 from Poppin’Party”も演奏しましたね。
「はい。すぅ(Vo・G)が、愛美ちゃんと仲が良くて、彼女のことを思って書いた曲です。かっこいい愛美ちゃんを感じられて、演奏面でも、ロックが好きなサイサイのメンバーの姿を再確認できた感じがあります。リズム隊の力が入っていて、ドラムのひな(ひなんちゅ)も私も、頭を振り乱しながらというか(笑)。すごく楽しんでいます」
――アルバムには、あいにゃんさんが手掛けた曲も収録されるんですよね?
「はい。作詞作曲をしました。メンバーと合宿をした時に作った、“てのひら”という曲です。10周年だから書けた曲だという感覚があるんですよ。9月に予定されている山中湖でのバンド結成10周年ライブで演奏したいですね。10周年は、お祭り騒ぎができたらいいなと思っているので、今後、さらにみなさんに楽しんでいただきたいなと思っています」
一番搾りは、麦のうまみが感じられる。
そこが魅力ですね。一番おいしく飲み続けられる気がします
――ファンのみなさんは、よくご存知だと思いますが、あいにゃんさんは、ビールが大好きですよね?
「大好きです!」
――様々なビールがある中で、一番搾りの魅力とは、何だと思いますか?
「一番搾りは、麦のうまみが感じられる。そこが魅力ですね。私は、麦の風味が大好きなので、そういった意味でも大好きですし、一番おいしく飲み続けられる気がします。ごはんとの相性も素晴らしいです。昨日の夜も、おいしくいただきました」
――昨晩も飲んだんですね(笑)。
「はい(笑)。お家でできる焼肉プレートを買ったので、ベランダでジンギスカンをしながら一番搾りを飲みました。自粛期間中に外の空気を感じたくて、全然広くないんですけど、ベランダにテーブルと椅子を置いて、そこで過ごす時間が増えています」
――一番搾りは、お肉との相性も最高ですし、あらゆるお料理を、より楽しませてくれるビールだと、私も感じています。
「バランスがいいですよね。どの食べ物と一緒に飲んでも邪魔をしない味なので、軽いおつまみと合わせるのもいいですし、がっつり食べたくて、『今日は、お肉だ!』っていう時でも、一番搾りは、すごく合うんです」
――飲みやすくて、飲み飽きない味わいなので、和食、洋食、中華とか、あらゆるお料理に合うんだと思います。
「どんなお料理にも合うって、すごいですよね。おつまみにもぴったりですし。私、最近、鮭とばが大好きなので、食べながら一番搾りを飲むのがブームです(笑)。缶で飲む時もあるんですけど、最近、おうち時間が増えたというのもあって、いい食器を買ったんですよ。ワイングラスっぽいグラスに注いで飲むのが、とても好きです」
――お酒に合うお料理を作ることは、あります?
「得意ではないですけど、作ることはありますね。この間、メンバーが遊びに来た時に、ひとりではなかなか作らない羽根つき餃子を頑張って作りました。羽根がちゃんとついたかどうかは、微妙でしたが(笑)」
――(笑)一番搾りは、お食事の楽しみを広げてくれますよね。
「おっしゃる通りですね。軽いおつまみも、ちょっと背伸びしたお料理も楽しくなるのが、最高です。一番搾りは、おいしそうな食べ物と一緒のCMも多いですよね。今、石田ゆり子さんが、カツオの藁焼きをやっていらっしゃいますけど、真似したくなっています(笑)。私、高知にツアーで初めて行った時に、カツオの藁焼きを初めて食べて、『こんなにおいしいんだ!』って思ったんです」
――カツオの藁焼きを食べながら一番搾りを味わったら、間違いなく最高ですよ。
「お米がなくても、一番搾りがあれば落ち着きますよね。麦のうまみを感じられるビールだからなのかも」
――「一番搾り製法とは、ビール製造の過程において、素材である麦から最初に流れ出る一番搾り麦汁のみで作る製法のことです」と、公式サイトに書いてありました。ものすごく贅沢なつくり方らしいですよ。
「素晴らしい。それが、私が好きな理由なんだなって思います」