SUPER BUTTER DOG presents ファンキー大百科 @ Zepp TOKYO

SUPER BUTTER DOG presents ファンキー大百科 @ Zepp TOKYO - レキシレキシ
SUPER BUTTER DOG presents ファンキー大百科 @ Zepp TOKYO - SCOOBIE DOSCOOBIE DO
SUPER BUTTER DOG presents ファンキー大百科 @ Zepp TOKYO - SUPER BUTTER DOGSUPER BUTTER DOG
本来、昨年11月27日に行われるはずだったが、11月1日に永積タカシが肋骨3本骨折・全治3ヵ月、という事態になり、というわけでこの日まで延期された、SUPER BUTTER DOG主催の恒例イベント、待ちに待ったファンでZepp TOKYOは超満員。

トップは池ちゃんこと池田貴史のレキシ。バックは町田昌弘に山口寛雄に玉田豊夢、つまり100sマイナス中村一義と小野眞一状態。足軽先生こといとうせいこうも登場。なおレキシは8月に100sの両国国技館でもアンコールでステージに立ち、ちょっとどうかと思うほど長い「MAGE!」(マゲ)のコール&レスポンスを延々とくり広げてフロアをグダグダにしたのは記憶に新しいが、この日はコンパクトでした。それでも後のMCで「持ち時間20分なのに30分やって裏で怒られた」と言ってましたが。全3曲で30分ってことです。

続いてはSCOOBIE DO。人のイベントとはとても思えないしきっと本人たちも思ってもいない、「とにかくこの場にいる奴全員巻き込まずには帰れない!」みたいな感じでひたすらに熱く濃く大奮闘、フロアを大いに沸かせる。全8曲。4月にリリースされるニュー・アルバムからの曲もやってくれました。

で。お待ちかねSUPER BUTTER DOGは、アンコールまで含め全10曲を披露。なんか、観る度に演奏が緻密になっている気がする。「熱いけどヒヤッとしてる」「グルーヴィーだけどクール」「手放しで盛り上がらせない」「でも下げさせもしない」「で、結局踊らせる」みたいな、手に負えない、わかりやすくないファンクネス。そのあたりがこのバンドのややこしいとこでありすばらしいとこでもあるんだけど、そこが増強している感じ。

あと、4曲目に新曲をやったんだけど、「映画のエンディングテーマになる曲です」とかMCで言っていた。ってことは、リリースもされるんだと思う。そのややこしいファンクネスが、ややメロウ方面に寄ったみたいな、素敵な曲でした。

あともう一つ。そのように、音がストイックになっていくのと反比例して、永積タカシ×池ちゃんのMCは……というか、ライヴ自体の進行のしかたは、さらにグダグダ度を増している気がしました。面白いからいいけど。以下その具体例。

?永積、池ちゃんに橋田壽賀子の物真似をムチャ振り。池ちゃん「俺普段やってる物真似、もっと他に色々あるじゃん!」と怒る。

?永積、MCの後7曲目“日々GO GO”に入るはずが、間違えてその次の“コミュニケーション・ブレイクダンス”を歌いだしてしまい、池ちゃんがあわてて「違う、違う!」と止める。そのままやっちゃえばお客さんにばれなかったのに、と思いました。

?そのあと池ちゃん、鬼太郎の目玉オヤジの真似を披露。似てる。で、「ほら、だからこういうのを振ってくれればいいのに!」とまた永積に怒る。

?池ちゃん、お子さんが観に来たそうですが、レキシの出番終わりくらいでお母さんに「そろそろ帰るよ」って言われて、お子さん「やったあ!」って答えたそうです。という話をステージ上で永積に暴露される。フロア爆笑。

などなど、でした。なお、セットリストは以下でした。(兵庫慎司)

1.あけおめ
2.FUNKYウーロン茶
3.マッケンLO
4.新曲(映画のエンディングだという曲)
5.大安
6.O.K
7.日々GO GO
8.コミュニケーション・ブレイクダンス
9.五十音
アンコール  FUNKY労働者
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