Base Ball Bear @ SHIBUYA-AX

全国ツアー「B-POP HIGH SCHOOL TOUR」のファイナル。1曲目“抱きしめたい”から、バンドのアンサンブルは力強くソリッド。ツアーの序盤、高崎で観たときより、ぐっと逞しくなっていて、とても頼もしく思えた。MCも比較的短めに、テンポ良く曲を披露していく。最近の曲は、シンプルなキャッチーさに加え、艶っぽい色気が。そして、インディーズ時代の曲は、尖った攻撃性が増していて、研ぎ澄まされていた。

ドラム堀之内に課せられた「ツアー中に6キロ痩せないと罰ゲーム」という使命は、結果4.5キロ減と見事失敗に終わり、金のメッシュとヒゲをやめさせられてさっぱりとした風貌になっていた。恒例のギター湯浅によるダンス湯浅将平コーナーの際には、湯浅が警官の格好で自転車に乗って登場。「ポリス湯浅」として、おもちゃの銃を振りかざし、ステージ上を暴れまわっていた。そして、Base Ball Bearが結成された17歳の時の様子を、寸劇風に紹介。こういったエンターテインメントの要素は、多くのフェス出演などを経て、一層磨きがかかっていた。

アンコールでは年内発売予定のニュー・アルバムの布石となっているという新曲“17才”を披露(ちなみにツアータイトルにもアルバムの世界観が反映されているそうだ)。ファンキーでポップな楽曲で、早速満員の観客に受け入れられていた。最後は名曲“BOY MEETS GIRL”が披露され、大盛り上がりのまま終演。今のバンドの勢いがアッパーかつ引き締まった形で表れたライヴだった。(小松香里)
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