『タイム』100人選ファレル・ウィリアムスへのジャスティン・ティンバーレイクの言葉

  • 『タイム』100人選ファレル・ウィリアムスへのジャスティン・ティンバーレイクの言葉
  • 『タイム』100人選ファレル・ウィリアムスへのジャスティン・ティンバーレイクの言葉 - ファレル・ウィリアムス 最新作『ガール』

    ファレル・ウィリアムス 最新作『ガール』

  • 『タイム』100人選ファレル・ウィリアムスへのジャスティン・ティンバーレイクの言葉
  • 『タイム』100人選ファレル・ウィリアムスへのジャスティン・ティンバーレイクの言葉 - ファレル・ウィリアムス 最新作『ガール』

タイム誌が選ぶ、2014年に世界で最も影響力のある100人選でヒラリー・クリントンや今年3度目の世界ランキング1位を達成したプロテニス選手のセリーナ・ウィリアムズ、ビヨンセらと並んでファレル・ウィリアムスが巨人たちのジャンルで選出されている。ファレルについてのコメントをジャスティン・ティンバーレイクが次のように寄せている。

「ファレル・ウィリアムスは楽しみすぎてるといってもいいくらいだよ。41歳で今も勢いがあって成りは大学生かっていう若さで、これまで15年くらいぼくたちが聴いてきた大半のものを作り出して来てるんだよ。しかも、楽しんでない様子でやってるところなんて絶対にみかけないわけだからね。

2002年にぼくが自分の初めてのソロ・アルバムに取りかかろうと思った時、最初に相談したミュージシャンがファレルだったんだ。ぼくは21歳で世の中になにかを言ってみる心の準備ができたところだった。でも、そのなにかが具体的になんなのか翻訳するのを助けてくれる人が誰か必要だったんだ。ファレルとの最初の会話でね、ぼくにはファレルがその人なんだってわかったんだよ。

あの時のセッションがどれだけ自由で楽しかったか、ぼくはもう忘れられないよ。決まりもなんにもなくて、なんか自分を高揚させてくれる笑いと音楽ばかりが山のように生み出されていったんだ。ぼくがファレルと生み出すコラボレーションはほかのものとは比べ物にならないんだよ。ファレルはぼくに果敢さを教えてくれたし、それからの人生、ぼくはずっとそれを大切にしてきているよ。

ファレルがやってることはそういうことなんだ。みんなが感じ取れる形で音楽に刺激的なエネルギーを注入してくれるんだよ。なにか別の時代を急に思い出させてくれるコード変換だろうが、心をすぐにつかむメロディだろうが、どこか別な場所へと連れて行かれるんだ。つい笑みがもれて、合わせて踊って、手を叩きたくなる音楽なんだよ。ファレルの音楽は本当にこっちを楽しくさせてくれるんだよ。

ぼくたちみんなよりもファレルが若く見えるのはそのせいかもしれないよね。そうだよ、ファレル・ウィリアムは人生を楽しみ過ぎてるんだよ。きみはどう思うのか知れないけど、ぼくはこのままファレルに足を止めることなくどこまでも行ってほしいと思うよ」
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする
音楽WEBメディア rockin’on.com
邦楽誌 ROCKIN’ON JAPAN
洋楽誌 rockin’on