23歳という若さでこの世を去ったイアン・カーティスの生涯を描いた話題の伝記映画『Control』のオリジナル・サウンドトラックの発売が決定した。

映画『Control』はジョイ・ディヴィジョンの“アトモスフィア”のPVを手掛け、U2のジャケット写真などでもおなじみのアントン・コービンが監督を務めている。原作はイアンの妻であるデボラ・カーティスが執筆、カンヌ映画祭でも上映され、高い評価を獲得した。

オリジナル・サウンドトラックにはイアン・カーティスとともにジョイ・ディヴィジョンで活動したメンバーで結成されたバンド＝ニュー・オーダーが同映画のために書き下ろした新曲が３トラック収録されている。また、ザ・キラーズによるジョイ・ディヴィジョンの“シャドウプレイ”のカヴァーを聴くことができる。そのほかジョイ・ディヴィジョン楽曲に加え、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの“ホワット・ゴーズ・オン”、バズコックス“ボアダム”、クラフトワーク“アウトバーン”、デヴィッド・ボウイ“ワルシャワ”、ロキシー・ミュージック“２H.B.”など、イアンに影響を与えたアーティストたちの楽曲も収められる。

映画『Control』はイギリスで10月5日に公開される予定となっており、オリジナル・サウンドトラックは10月16日に発売（国内盤の発売は未定）される。

現在映画の公式サイトでは、映画の予告編に加え、サントラの曲を試聴することが可能となっている。