カニエ・ウェストはオフィシャル・サイトでハイプ・ウィリアムズ監督による「イーザス映画」を一般公開すると発表し、その予告動画も公開して話題を呼んでいる。映画はイーザス・ツアーの映像作品になるものとみられ、予告動画そのものはライヴ映像とイメージ映像を組み合わせたものになっている。一方、ネットでは映画のポスター画像が上げられており、そちらには『Yeezus The Film』というタイトルが記されている。このポスターには『アメリカン・サイコ』などで有名な作家、ブレット・イーストン・エリスの名前が脚本家としてクレジットされており、ブレット本人も2月の時点でカニエ・ウェストの映画用の脚本を書いているとザ・ガーディアン紙に明かしていて、ツアー映画なのか、あるいは創作的な映画なのかと一部で議論を醸していた。しかしその後、カニエ関連ニュース・サイトのチーム・カニエ・デイリーが、このポスターはファンが制作した偽物だとツイッターで明らかにした。また、デザイン事務所「ミルク・スタジオ」のマズダッグ・ラッシもインスタグラムでイーザス映画のポスターらしき画像を上げており、これも広く報じられることになった。だが、その後この画像は削除され、チーム・カニエ・デイリーもこの画像はポスターの試作だったことを認めている。なお、自身が関わっているというカニエとの映画プロジェクトについて、ブレット・イーストン・エリスは音楽サイトのヴァイスに次のように語っている。「カニエに会って、映画の脚本を書くように依頼されたんだよ。最初はやりたくなかったんだ。でも、それから『イーザス』を聴いたんだよ。去年の初夏くらいで、ぼくは車を運転しててね。カニエから貰ってたアドヴァンスCDを聴きながら思ったんだよ、ぼくがこのプロジェクトに最適な人物かどうかはさておいて、この作品を作った人間が誰であろうと、ぼくはその人物と仕事をしてみたいとね。だから、もうどうとでもなれってやることにしたんだ。そうやって始まったことだったんだよ。それが7か月か8か月前のことだよね」さらに作品はすでに完全に「カニエ王国の手に委ねた状態なので、それはまた全然別の枠組みで行われる」とのことで、ブレットが関わった作品が実際にいつ実現し、日の目を見るのかはわからないと説明している。なお、カニエの人となりについてブレットは次のように語っている。「人としてすごく好きだよ。メディアとかではものすごく芝居がかったところがあるのは知ってるけど、でも、二人っきりで部屋で3時間くらい話し込んだりすると、ものすごく慧眼に満ちた体験になるんだよ」さらによく指摘されるカニエのナルシシズムについては次のように語っている。「ぼくたちはみんなそうなんだから。そういう人間がみんなここに集まってるんだからさ。だけど、カニエはそれを自分でも認めるごく一握りの人間なんだよ。ぼくはそこもすごく好きだし、もっとみんなにも見習ってほしいと思うよ」カニエの「イーザス映画」予告動画はこちらから。
http://www.kanyewest.com/