ジャスティン・ビーバー、黒人差別の小話動画の流出を言い訳のしようがないと謝罪

ジャスティン・ビーバー、黒人差別の小話動画の流出を言い訳のしようがないと謝罪

先週末、15歳の頃のジャスティン・ビーバーが差別用語を発している動画が流出して話題を呼んだが、ジャスティンは謝罪を表明している。

この動画は15歳のジャスティンが冗談のネタを発しているもので、ザ・サン紙のオンライン版で公開された。ジャスティンは動画の中で「なんで黒人はチェイン・ソーが嫌いか知ってる?」と謎かけをして、その答としてチェイン・ソーの擬音を真似てみせるのだが、その際、「Run Nigger Nigger Nigger Nigger......」と発している。「Run Nigger」というのは黒人を奴隷として使っていたアメリカのプランテーション農場主や逃亡奴隷を取り締まる人間らが懲罰の前に黒人に発した言葉で、まずは黒人奴隷に走らせてから、その後捕捉しては暴虐の限りを尽くしたことで知られている。この「Run Nigger」というフレーズはその後、奴隷の間で歌い継がれたフォーク・ソングとしても伝承されることになった。

ジャスティンが動画で披露する小話はチェイン・ソーの音がこの「Run Nigger」に似ているから黒人は怖がるのだというものだが、ジャスティンは次のような謝罪コメントを先頃発表している。

「まだ若かったので、ある種の言葉がどれだけ力を持っていて人を傷つけるかもしれないかということをわかってなかったんだ。そういう言葉や冗談を繰り返し言うのは別に悪いことではないと思っていて、実際には全然おかしくもなんともなく、自分の無知さをひけらかし続けているだけなんだとわかってなかったんだよ」

「ぼくはいろんなカルチャーの人々との友情をとても大切にしているし、自分の子供じみた、言い訳のしようのない間違いによって誰かを怒らせたり、傷つけたりしたとしたら謝罪します。ぼくはまだ子供だったけど、今のぼくは世の中に対して責任を負う男になったし、そのような間違いはもう二度と冒さないから」
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