オヤマ、日本デビュー・ミニアルバム『アイ・ワナ』全曲試聴が開始&独占インタヴュー

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  • オヤマ、日本デビュー・ミニアルバム『アイ・ワナ』全曲試聴が開始&独占インタヴュー - オヤマ『アイ・ワナ』7月23日発売

    オヤマ『アイ・ワナ』7月23日発売

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7月23日に日本デビュー・ミニアルバム『アイ・ワナ』をリリースするアイスランドの5人組シューゲイザーバンド、オヤマだが、本日7月16日より同ミニアルバムの全曲試聴がスタートしている。あわせてiTunesでの予約受付も開始となった。

オヤマは結成から1年足らずで本国の大型フェス「Iceland Airwaves」に出演し、国内外のメディアから「アイスランドで最も有望なニューカマー」と評されたバンド。この秋には1stアルバムのリリースも予定されているという。

『アイ・ワナ』の全曲試聴はこちらから。
http://www.teichiku.co.jp/oyama/i-wanna/

また、新作のリリースに際してギター&ヴォーカル担当のウルフ・アレクサンダー・エイナソンとヴォーカル&キーボード担当のジュリア・ヘルマンスドティシュの独占インタヴューが届いている。

オヤマ インタヴュー

■バンド結成の経緯と、バンド名の由来について

ウルフ・アレクサンダー・エイナソン(以下U):ある日、バンドのアイディアが浮かんだんだ。僕は長年バンドで音楽をやって来たけど、僕の好きなノイジーな90年代ロック・タイプの音楽をやるバンドは1つもなかったんで、アイスランドのインディー・ミュージック・シーンの友達を集めて曲を書いたらオヤマが生まれたんだ。

ジュリア・ヘルマンスドティシュ(以下J):私はオヤマに加入した最後のメンバーだった。大晦日のパーティに出席していたけど、すごく退屈していたし、話す相手が見つからなかった。そんな時、ウルフが話しかけて来たの。お互いのことはよく知らなかったけど、彼は私がティーンエイジャーの頃にいたバンドの時の私を憶えていたの。で、一度リハーサル・ルームに行って彼らのプレイを聞いた私は、「なんてこと、彼らすごくいいわ!大当たりじゃない」と思ったの(笑)。

バンド名は、前メンバーのステイヌン(現在は“DJフルーゲス・オー・ゲイムスキップ”[英名:DJ Airplane and Spaceship]名義のミュージシャン)と聞いているけど、彼らはあまり深く考えていなかったの。“女形”と同じ意味なのかどうか彼らに訊いてみたんだけど、彼らはそんなこと考えたこともなかったと言っていた。でも、歌舞伎との関連性が気に入ったんですって。

■ピクシーズ、ソニック・ユース、マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン、ダイナソーJr.、PJハーヴェイなどのフェイヴァリット・バンドが今作に与えた影響について

U:僕たちがティーンエイジャーの頃に聴いていたバンドのような音、そして当時の気持ちになれるような曲を作りたかったんだ。僕たちのお気に入りのバンドはたくさんいたんで、若い頃に僕たちがゴキゲンになれたバンドのような音を出せたらすごく楽しいなと思ったんだよ。

■今作のタイトルを『アイ・ワナ』と名づけた理由について

J:ある晩、ライヴの後みんなで飲んだりジョークを飛ばしたりしていた時に、私がこの名前を思いついたの。他のメンバーはみんな笑って、そのことについて忘れてしまったけど、EPのタイトルをつけることになった時、私は「みんな、マジにこれのタイトルは『I Wanna』にしないといけないわ」と言ったの。なぜ思い入れがあんなに強かったのかわからないけど、「Oyama - I Wanna」の響きが良かったということと、この2つの言葉が私の気持ちをほぼ全て表わしているということ。私は眠りたいけど、何か作りたいとも思っている、いい人になって友達ととてもいいレコードを作りたい。私は全てが欲しいの。

U:そうだね、「~したい」という強烈な根源的衝動なんだ。しょっちゅうだよ。

■現在制作中の1stアルバムについて

U:このアルバムについてとてもエキサイトしているんだ。とても力を入れたし、もう少しで完成する。『アイ・ワナ』よりずっと成長している。『アイ・ワナ』の曲は全て僕が書いたんだ。どういった感じにすればいいのかということに対するしっかりとしたアイディアがあったんで、そのアイディアをバンドに示したんだよ。ニュー・アルバムでは全員が曲作りのプロセスにもっとずっと関わっているんで、バンドはずっと幅広い音作りを追求している。すごい作品になることは間違いないね。

J:すごくいいものになると言う自信はかなりあるわ。とても慎重かつ周到に作られているんで、『アイ・ワナ』からステップアップしていることは間違いない。『アイ・ワナ』から最高の雰囲気を持って来て、そこから膨らませてはいるけど。これを完成させてみんなに聞いてもらうことについてものすご~くエキサイトしているの。

■1stアルバムの制作スタジオにシガー・ロスが所有するシュンドロイギンを選んだ理由

U:シュンドロイギンは素晴らしいスタジオで、とてもいい噂を聞いていたんだ。ピエトゥル・ベンがアルバムのプロデュースを手掛けているけど、彼はあそこでたくさんの作品をレコーディングして来たんで、レコーディングするにはうってつけの場所に思えたんだよ。でも、あそこで全てをレコーディングしたわけじゃない。ささやかな僕たちのスタジオがあるんで、そこでもいろいろなものをレコーディングしているんだ。

J:ドラムとベース録りがしっかりやれると自信を持てるようなところだけど、これは私たちにとって大事なことなの。それから私は以前からシガー・ロスが大好きだったんで、心情的には思いがけない素敵な贈り物よ。

■日本のファンに一言

U&J:親愛なる日本のファンへ。そこにいるなら、早く君たちに会って君たちのためにプレイしたい!

リリースの詳細は以下の通り。

●リリース情報
アーティスト名:Oyama(オヤマ)
タイトル:『I Wanna』(アイ・ワナ)
リリース日:2014年7月23日
TECI-12699/価格:\1,200+税

ボーナストラック2曲収録
解説・対訳・ライナーノーツ(黒田隆憲)付
紙ジャケ仕様

レーベル:Imperial Records

<収録楽曲>
1. Sleep
2. Shade
3. Wasted (Dinosaur)
4. Everything Some of The Time
5. Sometimes
6. The Garden
7. Sleep (Lord Pusswhip remix) ※bonus track
8. Everything Some of The Time (Bypass remix) ※bonus track

“Everything Some of the Time”のセッション映像はこちらから。

“Sometimes”のミュージック・ビデオはこちらから。

“Shade”はこちらから。

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