M・ジャガー、スティング、B・フェリーらがスコットランドに独立しないでと訴える

M・ジャガー、スティング、B・フェリーらがスコットランドに独立しないでと訴える

ミック・ジャガーやスティングなど、200名以上に及ぶ有名人がスコットランドに対して独立しないように促す公開書簡を連名で公開している。

スコットランドでは9月18日に連合王国から独立すべきか否かの一般投票が行われる予定になっていて、結果によっては独立することになる可能性もある。今回の書簡は歴史学者のダン・スノーとトム・ホランドが呼びかけたもので、スコットランドの住民と国籍を分かち合うことに価値を見出している人々の声を伝えようとするものだという。

今回の書簡は「レッツ・ステイ・トゥゲザー」というキャンペーンの一環で、このキャンペーンはスコットランド住民以外のイギリス人で、今回の投票には参加できない人たちの声や意見を伝えることを目的としている。書簡にはほかにもブライアン・フェリー、デヴィッド・ギルモア、アンドリュー・ロイド・ウェバー、クリフ・リチャードらが名を連ねている。発起人のスノーとホランドはキャンペーンのウェブサイトで次のように呼びかけている。

「今回の件で一番欠けているメッセージはポジティヴでエモーショナルなものだとわたしたちは考えています。それはスコットランドの投票者になにをするべきでなにをしないべきかと押し付けることではなくて、わたしたちがスコットランドに対して、そしてスコットランドが連合王国の一つであることに対して、さらにわたしたちがスコットランドと一つになることで世界の一員となってきたということに対してどういうことを感じているのか、それを伝えていくことです」

書簡にはミュージシャンのほかにもジュディ・デンチ、ヘレナ・ボナム=カーター、エディ・イザード、パトリック・スチュワート、スティーヴ・クーガンらの俳優、トム・デイリー、スティーヴ・レッドグレイヴらのアスリート、デイヴィッド・アッテンボロー、スティーヴン・ホーキング、サイモン・カーウェルらの著名人らも名を連ねている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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