11月25日に自身がキュレーターを務めたサントラ盤『The Hunger Games: Mockingjay Part 1 Original Soundtrack』をリリースするロードだが、アルバムの制作の舞台裏やカニエ・ウェストとの共演やディプロとの関係についてフェイダー誌に語っている。
アルバムのオープナーを飾っている"Meltdown"ではハイムと共演しているが、この時の舞台裏を次のように振り返っている。
「この曲でわたしが実際に一緒にレコーディングできたのはハイムとなのね(曲はストロマエのもので、そこにロードとハイムのほか、プッシャーTとQ-ティップが客演している)。それまでスタジオで20時間ずっと片付けなきゃいけないことを全部済ませてて、作業をしながらプロデューサーとわたしとでハンバーガーを胃の中に突っ込んでいくって感じで。っていうのも、その日はユダヤ教の祭日でハイムはスタジオに来ても1日中なにも口にしちゃいけない日だったの。それでスタジオに3人が来る前には『全部片して! 蝋燭を灯してそれを明かりにして! とにかくみんなで食べてたなんて絶対にわからないようにして!』って大騒ぎになってね。3人が来てからは、1時間超すごい集団ヴォーカルをやったんだけど。もうハイムと一緒にいると、自分までイケてる感じがしてくるから。3人が帰ったら、『あれっ、電気が消えたら、もとの惨めなわたしに戻っちゃった』って感じで」
ロードはほかのアーティストの協力要請や交渉も自ら行ったとのことで「わたしも『うっす! またまたお邪魔しちゃってごめ~ん!』みたいな感じで、チョー図々しい新人A&Rみたいなノリで連絡しまくったんだけど、わたしがそんなアプローチされたらはっきりいって『なにこいつ?』って感じだったと思うな」とその過程を説明している。ただ「わたしがメールで書いてることがあまりにテンパってたからみんなわたしがどれだけ真剣かわかってくれたみたい」と振り返っている。
なお、先頃ロードはディプロを「短小」呼ばわりしたことで大きな話題を呼んだが、ディプロはメジャー・レイザーとしてアルバムに"All My Love"を提供し、この曲でアリアナ・グランデとも共演している。そこで世間で話題になったこのディスの真意について次のように解説している。
「っていうか、わたしっていろいろ口にしちゃってから、アメリカ人には自分が思っていたのとは違った意味合いに取られてしまうってことが多いのね。わたしはウェスのことが大好きで、わたしにとって兄貴みたいな存在で、この業界でも初めて出来た友人の一人なのね。で、そういう人との友情っていうのは、相手がくだらないことを言ったらこっちからたしなめるっていうのも込みなのね。テイラーはわたしの友達でもあるし、わたしも女子だから、わたしの目の入るところで身体つきのことでバカなこと言ってる人がいたら『ちょっと待って』っていう話になるわけで。(ディプロとは)今だってすごく好き合ってると思うけど」
ちなみにディプロはテイラーのスレンダーな肢体を揶揄して「誰かテイラーにデカケツを恵んでやるようなキックスターター(資金募集)でもかけろよ」とツイート。すると資金募集サイトのファンドリーにも実際に「テイラー・スウィフトにデカケツを恵む」という資金募集案件がファンの一人によって立ち上げられる騒ぎにまで発展した。これに対してロードはただ「その間、あなたのちっちゃいおちんちんもどうにかした方がいいんじゃない?」とツイートして大きな話題を呼んでいた。
また、ロードはサントラ用に制作した"Yellow Flicker Road"のリワーク・ヴァージョンもサントラに収録しているが、これがなぜ「リミックス」ではなくて「リワーク」なのかを次のように説明している。
「もともとカニエとはどのプロジェクトとも関係ない、独立した試みを二人でやってみたいと思ってたのね。ただスタジオに入ってなにかやってみたいっていうことだったわけ。だから、最初は"Yellow Flicker Road"のリワークになるとも全然思ってなかったのね。ただ、この曲を気に入ってくれてたのは本当に嬉しかったし、そこでカニエはこの曲をそのプロデュースされた形とはまるで違った形で、もう一度最初から思い浮かべ直してくれたの。カニエがわたしに歌ってくれて、いろいろサウンドを口でやっていくんだけど、わたしは『これって絶対にうまくいかないし。とてもかっこいいものになっていくような音になってないし』って思ってたのね。でも、もちろんかっこいいものとして出来上がったし、この曲のちょうど裏表みたいなものになったのね」
