先頃、新作用のデモ音源が13曲分ネットに流出したマドンナだが、その中でも"Illuminati"という曲ではレディー・ガガやオバマ大統領について言及していて、冒頭で次のようにラップを繰り出しているという。
「ジェイ・Zとビヨンセではなくて、オプラ(・ウィンフリー)とオバマでもなくて、法王、アリアナ、エリザベス女王、カニエ……黒魔術かカニエ」
そのほかにもスティーヴ・ジョブズやビル・ゲイツなど、世の中を陰で動かしている人々がいるという陰謀論に巻き込まれた著名人の名前を挙げ連ねていっているという。
また"Make the Devil Pray"という曲では自身のドラッグ歴について次のように歌っている。
「祈り方を教えて、それならドラッグをやれる、大麻を吸える、ウィスキーを飲める」
「ハイにもなれる、ラリることもできる、シンナーも吸える、Eもやれる、幻覚剤もやれる」
なお、マドンナは今年に入ってから、ありとあらゆるドラッグを「1度は試した」ことを次のように認めている。
「っていうか、なんでも1度はやったことがあるんだけど、でも、1度ハイになったらそのまますぐに大量に水を飲み続けて身体の中から出すようにしてたのね」
「ハイになるととにかく身体から出さなきゃってことで頭がいっぱいになっちゃって。『もうよくわかったから』って感じで」
なお、マドンナは今回の流出が発覚した際、インスタグラムで流出をレイプやテロにたとえて激しく糾弾していたが、ヒステリーと世間知らずもたいがいにしろという反応も多かったため、この書き込みはその後削除されている。マドンナは次のように流出を批判していた。
「これはアーティスティックなレイプだから! この流出音源は初期のデモで半分はアルバムに収録もされない曲だし、残りの半分は相当に変わってその先に進化してるから。これは一種のテロだから。なんてこと!!!! どうして人ってアーティスティックなプロセスを壊したがるの??? なんで盗むの? どうしてわたしに最後までやらせて最高の出来のものを提供する機会を与えてくれないの?」
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