ビョーク、アイスランドはほかの外国ほど女性蔑視的ではないと語る

ビョーク、アイスランドはほかの外国ほど女性蔑視的ではないと語る

新作『ヴァルニキュラ』の日本盤を4月1日にリリースするビョークだが、アイスランドではほかの外国と較べると女性蔑視があまりひどくないと語っている。ザ・ガーディアン紙の取材にビョークはアイスランド事情を次のように語っている。

「わたしはアイスランドでも特に女性蔑視とは無縁な世代に属していて、これはこれまであまり取材でも触れてこなかったことだと思うのね。みんながなんとなく平等なの。たとえば、女性に対する賃金格差とかそういう問題はあるけど、それも程度としては少ないものなのね。だけど、アイスランドでは世界に先駆けて初の女性の国家元首と首相がそれぞれに生まれてきたわけで、それはなにもただの偶然じゃないの」

その一方でピッチフォークとの取材でビョークは若い女性を支援していきたいと次のように語っている。

「今20代の若い女子を応援していきたいし、教えてあげたいのね。『これは嘘じゃないのよ。大変だから。男だったら1度言えばわかってもらえることは女だと5度は言わなくちゃならないのよ』ってね。バンドでただ一人の女性メンバーという立場を10年経験してわかったのは、それも身体で憶えたのは、もしわたしが自分の考えを実現させたいのなら、その考えは男の人のものだというふりをしなくちゃならないっていうことだったのね。頭が悪いふりをして、同じことを5回まったく同じエネルギーを注ぎこんでやれば、自分の意見を押し通せるってことだって」

なお、現在のアイスランド政府についてビョークは次のようにガーディアン紙に批判している。

「今の政府は頭のおかしいクレイジーな政府で、やっていることがすべてあまりにも間違ってるのよ。まるですべてを2008年のアイスランド金融危機の前に戻してるみたいで、でも5倍くらいさらにひどくなってるっていう。でも、左翼が改革したことをすべて、ちなみにわたしは左翼ではないし、左翼でも右翼でもないと思ってるんだけど、5分過ぎたらすべて振り出しに戻して全部民営化に戻しちゃったのよね。だから、もう1回こういう人たちを追い出すために、革命を待っているところなんだけど」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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