カート・コバーンとコートニー・ラヴが暮らした部屋、宿泊用に提供されていた

カート・コバーンとコートニー・ラヴが暮らした部屋、宿泊用に提供されていた

ニルヴァーナのカート・コバーンとコートニー・ラヴが1991年から92年にかけて住んでいたロサンゼルスのマンションが、宿泊用に提供されていたことが明らかになった。

寝室2部屋と浴室2部屋を持つこの物件の現在の借り主で、インテリア・デザイン事務所勤務のブランドン・クラインマンは空いている部屋と浴室を宿泊用に1泊150ドルで個人宅宿泊紹介サイトのエアーbnbで提供しているというが、どういう理由からか、この物件はサイトのリストの中でもかなり下位に埋もれてしまっていたという。

部屋はロサンゼルスのフェアファックスに位置するが、カートとコートニーはちょうどコートニーが娘フランシス・ビーンを妊娠していた頃にここに住んでいて、カートはここで絵画などのアート作品に没頭していたことで知られている。当時の作品が壁の現在の塗装の下に塗りつぶされていないかどうか調査してみたいともブランドンはエンタメ・ニュース・サイトのヴァルチャーに語っている。

1992年、コートニーが妊娠8か月の時にカートはふたりでこの部屋から出ているが、これは水漏れ事故でカートのギターやアート作品が被害を受けたからだといわれている。ブランドンは2011年からこの物件を借りていて、エアーbnbに「寝室トイレ付1間」として貸し出していて、次のように貸し出し状況について語っている。

「これまで年に4、5回くらいお客さんが泊まってるかな。どうもエアーbnbのリストでは下位に埋められているみたいで、あんまり目に留めてもらえてないんだよ」

なお、ブランドンによればこの物件に興味を寄せるニルヴァーナのファンには「ちょっと変わった感じの中高年男性」風の人が多く、2か月に1度くらいの割合で部屋を見せてほしいというリクエストを受けるという。また、実はブランドンがこの部屋の素性を知ったのは部屋の賃貸契約を交わした後で、大家はそれまで意図的に部屋のいわれについて黙っていたという。大家によれば、それまで部屋のいわれが目的だった借主だとトラブルが発生することが多かったためとのことだ。

カートの現在の部屋はこちらから(※27日現在、非公開となっています)。
https://www.airbnb.jp/rooms/2715615

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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