ジップ・コード・ツアーの北アメリカ公演に乗り出しているザ・ローリング・ストーンズは、新作制作のためスタジオ入りすることをバンドが検討していると明らかにしている。

キース・リチャーズはローリング・ストーン誌の取材に応えて今回のツアーの様子などを語っているが、スタジオにそろそろ入らないのかという問いに次のように答えてみせている。

「それを訊いてくるとはまた奇遇だなあ。先週もリハーサルをしてたら、『スタジオ』って言葉が持ち上がったんだよね。それで俺はこう答えたんだよ、『じゃあ、時間を調整しようよ、俺は準備できてるぜ!』ってね」

なお、現在のバンドの状態についてロニー・ウッドは「バンド内の雰囲気はいまだかつてなく最高にいい状態だと俺は思うよ」と語っていて、キースはミック・ジャガーが昨年、長年の交際相手のローレン・スコットの自殺に見舞われたことにも触れて次のように説明している。

「俺たちは今以上に関係が近くなったことはないんだよ。ミックは本当にしんどい目に遭うことになったし、それのせいでバンドはこれまで以上にミックにとってかけがえのないものになってきてるんだよ」

なお、新作制作はツアー後に予定されているともこれまで伝えられてきているが、バンドは現在の北アメリカ・ツアーの後、南アメリカのツアーも検討しているという。