現在アメリカ・ツアー中のモリッシーは最近の自身の健康について触れ、「9分ほど死んだ」と語っている。
モリッシーは昨年もがんの検査を受けていたことを明らかにして、死ぬような時は死ぬしかないと語っているが、オルタナティヴ・ネイションとの取材で最近惹かれる外国についての話題で次のように語っている。
「ポーランドについてすごく惹かれるんだけど、でもまだ曲にして歌ってみるほど知ってるわけじゃないんだ。それと南アメリカに行くといつもすごく気持ちが興奮してくるんだよね。とはいえ、前回ペルーに行った時には(2013年)食中毒に遭って、公式にも9分間ほど死亡したんだよ。あれは面白かったね!」
また、同じインタヴューでモリッシーはアメリカでの活動は自身の反骨心を反映したものなのかという問いに応えて次のように語っている。
「たとえばラップ・ミュージックというのはアメリカの白人の体制を死ぬほど震え上がらせたと思うんだよ、主にどうしてかというと、言っていることが事実だったからなんだね。ジェイムス・ブラウンなどはかつて"セイ・イット・ラウド、アイム・ブラック・アンド・アイム・プラウド(大声で言え、俺は黒人で誇りを持っていると)"と歌ったわけで、こんな表現は今のポップ・アーティストだったら誰にも許されないものだよ……すぐにレコード契約を切られるだけだよね。あるいはビリー・ホリデイが2015年にキャピトル・レコードに売り込もうとしたところで、数秒間だけで会社の体質に耐えられなくなるはずだよ。それと、そうだね、ぼくも自分の気概っていうものをアメリカに持って来ているし、アメリカでやっているとアメリカの一部になっている気がするし、アメリカでは大都市も、小さな町も、ほとんどの都市で演奏を経験してるくらいだからね。アメリカでの経験はぼくの音楽的生活にとってとっても重要なものになったし、お客さんもいつだってすごいんだよ。だから、メインストリームというものからぼくは締め出されてしまっているけれども、ぼくはいつだって恩恵に恵まれてきたように感じているんだ。人生なんてそんなものだよ! ぼくとビリー・ホリデイとがよく釣り合っているだけでもよかったということだよね」
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