ユーザーが購入時に値段を設定するというシステムが話題を呼んだ、レディオヘッドの『In Rainbows』。同作品の公式サイトから、事実上無料でダウンロードが可能なのにもかかわらず、違法ダウンロードもかなりの件数にのぼるのだという。
アメリカのIT関連ウェブ・サイト『Ars Technica』(10月18日付)や経済誌『Forbes』の公式サイト(10月16日付)などが報じるところによれば、アルバムの発売日の10月10日から、P2Pファイル共有サービスのネットワーク上に『In Rainbows』が多数投稿されており、それらを違法ダウンロードするユーザーが多数存在しているのだという。
また、違法ダウンロード件数が、一部では120万とも予測されている公式サイトinrainbows.comからのダウンロード数を上回っている可能性もある、との見解も。これは恒常的にP2Pファイル共有サービスを利用するユーザーたちの中に、レディオヘッドの新作リリース情報やアルバムの公式サイトの存在を知らないユーザーが多数存在するため、とみられている。また、違法ダウンロード・サイトの認知度の高さや、それがいかにお手軽であるか、といった問題点を実証するような事例として、今後の動向も注目に値する、としている。
レディオヘッドの新作、画期的システムなのになぜか違法ダウンロードでも人気
2007.10.23 10:08