ロットン、久々の黒スーツでぶちかます「Life Is Beautiful」! 仮装も全力のハロウィンライヴレポ!
2015.11.03 16:30
2015年10月31日、ROTTENGRAFFTYのワンマンツアー「ROTTENGRAFFTY“Live Is Beautiful Tour 2015-2016”≪ONEMAN≫」の最終公演が豊洲PITにて行われた。RO69では、この模様をライヴ写真とレポートでお届けする。
--------------------------
ミニアルバム『Life Is Beautiful』を引っさげ、10月に4公演行われた「ROTTENGRAFFTY“Live Is Beautiful Tour 2015-2016”≪ONEMAN≫」のファイナル。31日はハロウィン当日ということもあり「(できる人は)仮装してライヴを楽しもう」という趣旨の告知もバンドHPに上がり、会場の豊洲PITは、カラフルなコスチューム姿の多くのファンで、華やかな雰囲気に包まれた。京都出身、ラウドロックシーンに君臨する「古都のドブネズミ」として知られるROTTENGRAFFTYだが、こんな華やかさも、バラエティ豊かな楽曲が並ぶ『Life Is Beautiful』の雰囲気には、何となく似つかわしい。「今日はお祭り騒ぎや」「今日ある喜びとともに、やりたかったこと、やらしてもらいます」「行儀良いのなんか、いらんから」とMCで叫んでいたN∀OKI(Vo)。そしてバンドのエネルギッシュな演奏は、単なるハロウィンというお祭りを飛び越えて、集まったすべての人たちの日常を激励する、圧倒的な肯定感、多幸感を貫かれていたように思う。まさに、「Life Is Beautiful」だっだのだ。
定刻を過ぎて暗転すると、揃いの黒スーツにネクタイ姿の5人が登場。間髪入れず“Life Is Beautiful”のイントロから演奏がスタートした。ヘヴィなギターリフとダブステップのリズム、レーザー光線が乱舞するサウンド&ヴィジョンの快感に、フロアもハンドコールで即対応。“独奏グラフィズム”で侑威地(B)のヘヴィなベースラインに全身を貫かれたあと、“銀色スターリー”では哀愁誘うメロディに一斉にシンガロングが巻き起こる。「おれら、昔はスーツ着て、演ってたんです。今日は久しぶりにガッツリ、メイクもした」とNOBUYA(Vo)が、黒スーツの特別仕様を説明。会場を見渡し「(仮装の数が)こんなことになるとは。そこのペプシマンの子、最後まで行けたら抱きしめたるから」と全身スーツの仮装客のモッシュを促し笑いを誘う。デジタルロックの“D.A.N.C.E.”では、ミラーボールと7色のレーザービームが会場を光の坩堝にし、オーディエンスが振り上げた両手が、大きな波のように左右に揺れた。感極まったのか、KAZUOMI(G・Programming)は、“This world”で「次の曲、今までやってきたどのライヴよりも気持ちを込めてやりたいと思います」と絶叫して、ギターイントロを弾き始め、NOBUYAも客席に飛び込んでいく。N∀OKIの「懐かしいの、一発いくぞー!」のかけ声で始まった““暴イズDEAD”のあとは“STAY REAL”。そして、代表曲“金色グラフティー”に続き、ラストは最新作から《ズブ濡れのまま》《「夢の中》《いつかきっと》と歌い続ける“Rainy”の大合唱で本編が終了した。
だが、パーティはまだ終わらない。アンコール前にジャック・オー・ランタンがステージ上に設えられたかと思うと、それぞれアニメキャラに仮装したロットンの5人が登場。会場は大歓声に。N∀OKI=ゲゲゲの鬼太郎、NOBUYA=リヴァイ兵長、侑威地=ルフィ、HIROSHI(Dr)=「魔女の宅急便」のキキ、KAZUOMI=ぜんまいねずみ(?)といった具合で、何ともバラバラな出で立ちも楽しい。「下駄でライヴすんの、めっちゃやりづらい」と不満気な鬼太郎のN∀OKIだが「気づいたら20年、バンドやってて。夢を追いかけ続けて、諦めなかったら、必ず叶うと思う。それをROTTENGRAFFTYが体現したる。よう見とけよ」と熱いメッセージを会場に送った。最後は“切り札”ほか、ロットンの原点を示す3曲。「これから、また全国まわってくる」との言葉通り、来年3月まで続く対バンツアーを経て、さらにでっかくなったロットンに、また会いたい。(岸田智)
--------------------------