ア・トライブ・コールド・クエストとファイフ・ドーグの壁画の制作をファンがNY市に請願
2016.06.09 21:21
3月に糖尿病の合併症で他界したファイフ・ドーグとア・トライブ・コールド・クエストへの敬意を表して、ニューヨークでア・トライブ・コールド・クエストの壁画を制作する声が上がっている。
場所として声が上がっているのはア・トライブ・コールド・クエストの地元のニューヨークのクイーンズ区で、1991年のセカンド『ロウ・エンド・セオリー』からの名曲"チェック・ザ・ライム"のビデオの撮影が行われた、ニュー・クリアー・クリーナーズの店舗の壁面が候補に挙がっている。
ファイフはこのセカンド制作前に糖尿を患っていることを知り、それまでメインがQ-ティップで、ファイフはバックという構成だったのを改めるように働きかけ、MCとしてより大きな貢献を果たすことでその後のトライブの掛け合いスタイルそのものが完成することになった。それを象徴する記念碑的なトラックとなったのが"チェック・ザ・ライム"だった。この曲のビデオではトライブがドライ・クリーニング店のニュー・クリアー・クリーナーズの店舗の屋上でライヴを決行する姿が捉えられているが、リンデン大通りと192番通りとの交差点に位置するこの店の192番通りに面している店の壁面に壁画を制作する計画になっているという。
なお、リンデン大通りも「ア・トライブ・コールド・クエスト大通り」と改名するように今回のファンから持ち上がった請願書では要請されているという。請願書はすでにニューヨーク市議会に受理されていて、異議はこれまでのところ持ち上がっていないとか。
ニュー・クリアー・クリーナーズのストリートヴューはこちらから。
https://www.google.co.jp/maps/@40.6925449,-73.75914,3a,75y,180h,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1skY_-uCbVxMiicRny_ldBvQ!2e0!7i13312!8i6656
"チェック・ザ・ライム"はこちらから。