ロラパルーザ主催のペリー・ファレル、ロラパルーザでEDMはもう扱いたくないと語る

ロラパルーザ主催のペリー・ファレル、ロラパルーザでEDMはもう扱いたくないと語る

今週末にシカゴで開催され、レディオヘッド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、LCDサウンド・システム、J・コールのヘッドライナー出演を予定しているロラパルーザ・フェスティヴァルだが、フェスの創始者であるペリー・ファレルのペリーにちなんだペリー・ステージではブロ・サファリ、フロストラダムス、マーティン・ギャリックスらのEDM系のDJも出演することになるが、ペリーは実はEDMは好きではないと明らかにしている。

ロラパルーザはペリーが率いたジェーンズ・アディクションの解散の際、その記念にペリーが1990年に敢行し、その後、アメリカを代表するフェスティヴァルのひとつへと成長していったが、97年を最後にいったん打ち切られた。その後、03年にジェーンズ・アディクション再結成を機に再び立ち上げられ、05年からはそれまでのツアー形式からシカゴでの開催へと移行。この時、ペリー・ステージも設けられることになったが、最近ではステージの出演者のEDMアーティストに当惑しているとペリーはザ・シカゴ・トリビューン紙に語っている。

「(ステージに名前を付けてもらうという)持ち上げられ方は嬉しいんだけどさ。でも、今となってみると、『おい、ペリー、おまえの名前のついたこのステージどうなってんの?』って自問しちゃうんだよね。マジでぼく自身、本当に首をひねってるから。ぼく自身、EDM嫌いだし。自分の中にEDMが入ってきたらゲロとして鼻の穴から吐き出したいからね。ぼくが愛していた瞑想的でサイケデリックだったハウス・ミュージックをこんなものにしちゃったことに我慢がならないんだ。ハウスは旅に連れてってくれるようなものだったのに……ぼくは自分のフェスティヴァルながら、ぞっとしちゃうんだよね

ものごとを変えていくには自分から変えていくしかないんだ。ぼくの新しいプロジェクトでは最高のハウス・ミュージックを揃えるから。EDMは締め出せるといいんだけどね。門前払いにしてみせるよ」
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