小田和正と岸田繁が“言葉にできない”をコラボ! 「森亀橋」2日目をレポート
2017.02.11 13:00
今月8日に大阪·フェスティバルホールにて「森亀橋 2017 presents Your Songs,Our Songs powered by FM COCOLO」の2日目が開催された。
前日に続き、森俊之(Key)、亀田誠治(B)、佐橋佳幸(G)にドラマー·河村“カースケ”智康が加わった「森亀橋バンド」を中心に、この日は小田和正、岸田繁(くるり)、さかいゆう、佐藤千亜妃(きのこ帝国)、田島貴男(ORIGINAL LOVE)、Chara、中納良恵(EGO-WRAPPIN’)、吉田美奈子が出演した。
1組目に登場したCharaは“やさしい気持ち”をセルフカバー。コラボステージでは、佐藤千亜妃(きのこ帝国)とともに“Swallowtail Butterfly~あいのうた~”(YEN TOWN BAND)、“ひこうき雲”(荒井由実)を披露した。佐藤はその後もオリジナル曲“桜が咲く前に”をパフォーマンス。続いてさかいゆうが登場。オリジナル曲“君と僕の挽歌”の後、さかいが音楽の道へ進んだ要因のひとつであり、人生を狂わされるほど影響を受けたという田島貴男を迎え、“接吻”(ORIGINAL LOVE)を披露。その後も“WINDY LADY”(山下達郎)を共に歌い、田島はオリジナル曲“ラヴァーマン”(ORIGINAL LOVE)をパフォーマンスした。
イベントの後半戦、吉田美奈子は森俊之とともに“THE LIFE”(吉田美奈子)を歌とピアノのデュエットで披露。続いて中納良恵(EGO-WRAPPIN’)を呼び込み“FUN!”(吉田美奈子)をコラボ。続くゴスペルクワイヤーをゲストに迎えたゴスペルソング“Oh Happy Day(Respect to Aretha Franklin & Mavis Staples)”が披露された。中納はオリジナル曲“くちばしにチェリー”(EGO-WRAPPIN’)を披露。観客の様子に森亀橋バンドも「大阪のお客さんも、音楽も熱い。なんて幸せなんだろう」と語った。
そして、最後のコラボステージに。まずは岸田繁(くるり)がオリジナル曲“春風(くるり)”でライブをスタート。岸田は「親と同じくらいの年齢のミュージシャンで、同じく人生を狂わされた一番年上の友人!」と最後のゲスト·小田和正を呼び込む。コラボ曲として、まず披露されたのは小田の歌い出しから始まる“ばらの花”(くるり)。そして小田が「ライブの中で一番多く演っている曲。(ほかの)人と演るのは初めて」と語る“愛を止めないで”(オフコース)へ。さらにコラボは続き、“ラブ·ストーリーは突然に”(小田和正)では小田が客席へ降り立ち、オーディエンスにマイクを向け練り歩く姿も見られた。そして最終曲は“言葉にできない”(オフコース)。2日間で16アーティスト、計36曲ののステージが終了した。
このイベントの内容はFM COCOLOの特別番組『FM COCOLO SPECIAL PROGRAM 森亀橋2017 presents Your Songs,Our Songs』内にてオンエアが決定。ライブ音源にバックステージインタビューを加え2017年2月19日(日)、2017年2月26日(日)各日19:00~21:00、計4時間にわたって放送される。