女王蜂が先日、単独公演「仮面の宴」を赤坂BLITZにて開催した。

開演時間を少し過ぎた頃、照明が暗転し、仮面を被ったメンバーがステージに登場。1曲目“夜曲”でライブの幕があがった。「『仮面の宴』！踊れるかい？」というアヴちゃん（Vo）のMCと共に“ヴィーナス”、“ギラギラ”が披露された。

続いて“スリラ”、“一騎討ち”、そして獄門島一家とのスプリットシングル収録の“金星”をプレイ。「次の曲、一緒に歌ってくれますか？」とデュエットソング“売旬”を披露した。

そして早くもライブ中盤、アヴちゃんが振り向きざまに「D！I！S！C！O！」とシャウトすると、映画『モテキ』のテーマソングだった“デスコ”、そのままひばりくん（Gt）のギターリフと共にロックチューン“く・ち・づ・け”へ。

「どうもこんばんは。今日は来てくれてありがとう！仮面を全員に付けて欲しくて。帰りもその仮面外さず（街に）混沌を振りまいてください！」とアヴちゃんからドレスコードとして仮面を着用してくれたオーデイエンスへ感謝の言葉が贈られ、「新曲やってもいいですか？この曲、みんなに歌って欲しいフレーズがあります」と“DANCE DANCE DANCE”が演奏された。

ライブの後半戦ではまだタイトルを知らされていない新曲と“告げ口”を披露。そして「最後の曲です。今日はありがとう！」とバラード“鉄壁”をプレイし、ステージを後にした。

アンコール、歓声と共に物販のTシャツとミニスカート着替えたメンバーが再登場し、「ソールド・アウトと言うことで、今日は来て下さって本当にありがとうございます！ここで女王蜂からお知らせがあります。4月5日に新作を出します」とサプライズ告知。「アルバムのタイトルは『Q』。最高傑作が出来ました。今日ここに来てくれている人たちにも、この会場の外にいる人たちにも聴いてほしい。こんなこと言うのもカッコ悪いかもしれませんが、CDを、買ってください。そして全国ツアーにいらしてください。答えを用意していますので」とニューアルバムからの新曲を初披露し、この日のライブは幕を閉じた。