カート・コバーンの遺した絵画がシアトルの展覧会に。「カートを振り返る展示にしたい」

カート・コバーンの遺した絵画がシアトルの展覧会に。「カートを振り返る展示にしたい」

現地時間8月3日から6日にかけて行われる予定の「Seattle Art Fair」で、カート・コバーンの絵画が2点展示されることが発表となった。

「ニューヨーク・タイムズ」によると「Seattle Art Fair」を企画するのはタレント・エージェントの「United Talent Agency」で、アート・フェアを開催するのは今回が初めてとのことだ。

「United Talent Agency」は、カート・コバーンの作品を展示することは一種の「回帰」と呼べるのだと言い、ディレクターのジョシュア・ロス氏は「(カートは)会場の近くで生まれ、そして死んでいき、カウンター・カルチャーを作り上げたのも、すべてここなんだ」と語っているという。

ジョシュア・ロス氏は他にもカート・コバーンに関する映像作品の製作も進めているとのことで、「彼の作品群や思い出の品々を通して、カートがどんな人物だったのかを振り返る展示にしたいんだ。ロンドンにとってザ・ローリング・ストーンズが何だったのかを説明するみたいなイメージだね」と話していたようだ。

なお、最近ではカートの娘、フランシス・ビーン・コバーンが自身の作品をカリフォルニアのギャラリー「Gallery 30 South」に展示していることも話題になっているが、今回のアート・フェアではフランシスの作品は展示されないとのことだ。

また、2015年に製作されたカート・コバーンの伝記映画『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』では、映像の中でカートの作品を多数観ることができる。

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