この舞台挨拶は上映直後に行われ、主人公・坂田銀時を演じた小栗旬を始め、志村新八役の菅田将暉、神楽を演じた橋本環奈、真選組副長・土方十四郎役の柳楽優弥、沖田総悟を演じた吉沢亮、平賀源外役のムロツヨシ、妙を演じた長澤まさみ、桂小太郎役の岡田将生、武市変平太を演じた佐藤二朗と監督を務めた福田雄一、そしてエリザベスが登場した。
舞台挨拶スタート早々にムロ&佐藤&監督が小栗の話を遮るように言葉を飛び交わすため、「ちょっとやめてよ!(笑)この前のイベントでもこのくだりあって。3人のせいで俺、『元気がない』『疲れてる』って言われてるんだよ!」と小栗からクレームが。本作にて歌声を初披露した小栗が「今回、主題歌を歌わせて頂いて(笑)。まさか“パッション”なんて曲を歌わせて貰えるとは思っていなかったですね〜(笑)」と冗談を口にすると、登壇者一同「違う、違う!」と総ツッコミ。「当初の予定には小栗さんの劇中歌なんてなかったんですよ。でも、アフレコのスタジオで小栗さんに会ったらすごく楽しそうに帰って行って…。そんなに良いシーンが撮れてたんだって思ってたら歌った後だった (笑)」と菅田は歌収録後の小栗の目撃談を披露。登壇者たちとの撮影を橋本は振り返り、「『銀魂』らしさを感じた撮影での思い出は?」との問いかけに「面白い話じゃないと話しちゃいけないのかなって思うぐらい皆さん面白くって」と笑顔を見せた。
柳楽と吉沢のふたりは本作にて初共演。柳楽は「吉沢さん、最高」、吉沢は「ソウルメイトって感じですね」と7月15日(土)より配信となるdTVオリジナルドラマ『銀魂-ミツバ篇-』でも撮影を共にしたふたりは築いた仲の良さを見せつけ、息の合った掛け合いで笑いを誘い、撮影現場の雰囲気を漂わせる。「福田さんはプライベートでよくお見かけするので、『街でよく遭遇する人』っていう印象だったんです(笑)。舞台も何度か拝見させて頂いていたのですが、お仕事のお声はかけて頂けてなかったので…福田さん的に私はちょっと違うのかなって思ってました(笑)」と福田組初参加となった長澤が本作出演決定前の心境を明かし、続けて、同じく福田組初参加となった岡田が「すごく楽しかったです。でも、あんまりコメディシーンは無くて。どっちかと言うとクールな場面が多かったので残念」と撮影を振り返ると、そんな岡田に対し「こんなにも、みんなからイジられる人だとは思っていなかったです」と監督。するとすかさず、共演者一同から「『ジョジョ』とどっちが思い入れある?」との岡田へイジりの総攻撃が。
「今までの福田組と違うところは?」との質問に「こんなに沢山のお客さんが居て…沢山の大人(関係者)が居て…とにかく『スケール』が違う」とムロ。続けて佐藤も「本当にスケールが今までと違くて。スタジオに入ったら大きな船があって驚きでしたよ」と語り、福田監督と共に歩んできた作品の思い出にふける。
舞台挨拶が進む中、何かがずっと気になる様子の福田監督。「登場した時から耐えられなくって(笑)」と、監督がしきりにエリザベスに話しかけ続けていると…「暑い。断れば良かった」とエリザベスが話し出し、聞き覚えのある声に場内騒然。エリザベスの声を担当した山田孝之がキャストにも内緒でエリザベスの着ぐるみの中に入っており、そんな山田のサプライズに「俺だったら絶対やらない(笑)」と驚きが隠せない小栗。続けて「こういったキャストの頑張りが見える作品だと思います。ようやく公開です。これから大きく盛り上がって欲しいと思っています。宜しくお願いします!」と小栗が大ヒットを願うメッセージを口にし、最後は「夏だ!祭だ!銀魂だァァァァ!」の掛け声と共に、登壇者たちが銀魂(銀のくす玉)を勢い良く割り、イベントは終了した。
●映画情報
『銀魂』
公開中
監督:福田雄一
原作:『銀魂』空知英秋(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
出演:小栗旬 菅田将暉 橋本環奈 柳楽優弥 新井浩文 吉沢亮 早見あかり ムロツヨシ 長澤まさみ 岡田将生 佐藤二朗 菜々緒 安田顕 中村勘九郎 堂本剛
製作:「銀魂」製作委員会
制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画
©空知英秋/集英社 ©2017映画「銀魂」製作委員会
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