CUTが密着したのは6月7日に開催された菅田将暉のデビュー記念イベント。リハーサルから密着し、貴重なリハ&ライブの撮り下ろし写真とテキストで、ミュージシャンとしての菅田の門出の日を詳細にレポートしている。さらに後日、菅田にライブ当日を振り返るインタビューを敢行。ステージの上で菅田が感じたことについて聞いている。
「(ライブで歌いながら)『面白そうなことは全部やってみたらいいよ』ってたくさんの人が言ってくれたことや、レーベルの方たちが熱く『菅田くんに歌ってほしい』って言ってくれた日のこととか、いろんなことを思い出して……。だからあの日に歌った3曲中3曲とも、いわゆる1番は、ほぼ目つむってるんですよ。慣れてきた頃に2番はお客さんを見てっていう感じでした。あの日は、いろんなことを思い出しましたね」
さらに、音楽を始めてからの変化という質問に菅田は、俳優業だけに集中していたときと比べ、自分自身の変化に目が向くようになったと語っている。また、菅田はこれまで「菅田将暉」という存在に影がない感じがしていたという。しかし音楽を始めたことでちゃんと日が当たると影ができる存在になれた気がする、と正直な今の気持ちを明かしている。
「音楽をやり始めてから、新しい感情、純粋に悔しいとか恥ずかしいとか、帰りたいとか、苛立ちとか、止まってた自分の感情がひさびさに出てきてるのを今は感じてます」
俳優とミュージシャンの垣根を超えて、さらなるステージへ進もうとしている菅田将暉の現在地に迫った必見の記事だ。