星野源が『オールナイトニッポン』で語った“Family Song”MVの解説を掲載!

星野源が『オールナイトニッポン』で語った“Family Song”MVの解説を掲載! - 『Family Song』『Family Song』
星野源が、先日放送された『星野源のオールナイトニッポン』にて、新曲“Family Song”のミュージックビデオについて語った。

rockinon.comでは番組内で語られた星野のコメントを紹介する。



やばいミュージックビデオができました。
まず僕がお母さんだったり、ドラムのカースケさんがお婆ちゃんだったり、ピアニストの小林創さんが息子だったり、ギターの長岡亮ちゃんが娘だったり、そして友情出演として、スペシャルゲストの高畑充希ちゃんが僕の旦那さん役をやってくださったり、更にスペシャルゲストに藤井隆さんが娘役をやっていただき、あれ?どこかで見たことあるぞというような(笑)
いろんな人から沢山連絡をもらって、「今回のミュージックビデオすごいね!」っていう、自分でも「でしょー!」みたいな(笑)。本当に最高のミュージックビデオが出来たんです。今回の“Family Song”は、なぜこういうミュージックビデオになったのか。単に奇をてらったというわけではなくて、すごく楽曲に要素が紐付いているんですよね。それを今夜はお話させていただきます。
まず、この“Family Song”という曲なんですけど、そもそもアップテンポではなくて、且つバラードでもないんですよね。でも、どうしても日本の音楽業界の中では、ちょっとゆったりしてると、バラードっていう表現で紹介してしまったりするんです。そしてそれを聞いたひとも、「あっ、バラードなんだ、ちゃんと聞かなきゃ。感動しなきゃ。」ってなってしまう。そういうことがあるような気がしてて、もっと音楽っていろんな物差しっていうか、アップテンポとバラードの間には色々な種類の音楽があると個人的には思ってて、テンポにしても早い遅いの中に関しても。なのでこの“Family Song”っていう曲は、聞いてもらうときに「さあどうぞ、泣いてください!」っていう曲では全然ないんですよね。なので、楽しいミュージックビデオにしたかったんです。あと、僕が歌っている姿っていうものの中に、リズムを感じるっていうような体の動きを入れたかったんですよね。見てる人が体が動いてしまうような。この“Family Song”っていう曲は、ビートやリズムにこだわって作ったので、そういうところも目で感じて、見てる時にちょっと楽しくなってしまうような。
その中で色んな楽曲の味わいみたいなものを伝えられたらいいなと思っています。いわゆる感動的なとか、しっとりとしたストーリー性のあるものをやってはいけないのではないのかなと僕は思ったんですよね。

次のページこの曲は、これからの家族像を歌いたいなっと思って作った曲なんです
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