ヒトリエが9月11日に、自身主催のツーマンイベント「nexUs」を恵比寿リキッドルームで開催した。
「nexUs」は、ヒトリエのメンバー4人各々が縁のあるアーティストを迎えながら、発案・企画までを担うライブイベントで、vol.1では、ギターのシノダがベッドインを迎え、vol.2はベースのイガラシが、ぼくのりりっくのぼうよみを迎えて実施。第3弾となるvol.3は、ドラムのゆーまおがキュレーターとなり、パスピエを迎えて約1年ぶりに開催した。
定刻を回り、まずはパスピエが登場。1曲目の“チャイナタウン”を経て、キーボードの成田ハネダが「音楽のベクトルは違うけど、こうやってたくさんの人が来てくれて嬉しいです」と語り、ゆーまおがヒトリエ以前に組んでいたバンドと対バンライブを行っていたエピソードを披露。ボーカルの大胡田なつきは、「ヒトリエのお客さんはあったかくて、パスピエのワンマンだと感じるくらいです」と話し、観客を和ませ、新曲“あかつき”を含む全10曲でパスピエのステージは終了。
続いて登場したヒトリエは、ボーカルwowakaの「nexUs vol.3 ヒトリエ始めます!」という一言から、“終着点”でライブをスタート。ゆーまおは、「久しぶりの自主企画ライブなんで緊張します」とMCで話しながらも、パスピエとは10年来の付き合いであること、当時ライブに呼んでもらっていた自分が、パスピエを呼んで自主企画が出来たことが感慨深いと話した。
ライブ中盤では、先月wowakaが6年ぶりに楽曲を発表したボーカロイド曲“アンノウン・マザーグース feat. 初音ミク”をヒトリエで初披露し、アンコールを含め全15曲をパフォーマンスした。