ロックのパイオニア、ファッツ・ドミノが89歳で逝去。アーティストや俳優等が追悼のコメント

ロックのパイオニア、ファッツ・ドミノが89歳で逝去。アーティストや俳優等が追悼のコメント

ロックのパイオニアの1人といわれるファッツ・ドミノが亡くなった。89歳だった。「CNN」などによると死因は自然死で、故郷の南部ルイジアナ州の自宅で息を引き取ったのだという。

1949年に“The Fat Man”でデビューしたファッツ・ドミノは、ザ・ビートルズを始め数多くのロック・ミュージシャンたちへ影響を与えた。

ポール・マッカトニーとジョン・レノンは、それぞれ『バック・イン・ザ・USSR』『ロックン・ロール』にファッツ・ドミノの“Ain't That A Shame”のカバーを収録しており、エルヴィス・プレスリーもファッツ・ドミノを「真のロックンロールの王様」と称していたという。

また、ファッツ・ドミノは1986年、「ロックの殿堂」が設立された初年度に殿堂入りを果たしている。

Fats Domino - Blueberry Hill

ファッツ・ドミノの死に際し、数々のアーティストや俳優等が追悼のコメントを寄せいている。

ブライアン・ウィルソン
「僕はラジオでファッツ・ドミノの曲を聴きながら育った。偉大なシンガーでありピアニストだった彼の音楽は永遠に生き続けるだろう」

サミュエル・L・ジャクソン
「“Blueberry Hill”にはいつも“ゾクゾクさせられた”ね(同曲の歌詞をもじって)。ファッツ・ドミノ、安らかに」

ドクター・ジョン
「彼の音楽には純粋な魅力がある……人々はその素晴らしさに魅了されたのさ。ファッツよ安らかに」

LL・クール・J
「ファッツ・ドミノ、楽園で安らかな眠りを。彼は多くの人々の心を満たしてくれた。今日は子どもの頃のように彼の音楽を聴くよ」

ウェンデル・ピアース
「心の痛みと悲しみで言葉がうまく出てこない。僕たちは伝説的な存在を失った。彼は英雄だった。ニューオーリンズのファッツ・ドミノが亡くなったなんて」
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