【速報】め組、ツアーファイナルで見せたポップミュージックの美しい光景

【速報】め組、ツアーファイナルで見せたポップミュージックの美しい光景
セカンドアルバム『僕だってちゃんとしたかった人達へ』を携えた初の東名阪ワンマンツアー、その千秋楽となる代官山UNIT。2時間超の、史上最高と言えるめ組ワールドがそこには広がっていた。

ポップミュージックの歴史の中で、誰にも言い表せていなかった感情の色彩と温度と湿度を捉え、極上のポップサウンドで特大花火のように打ち上げる。で、それが期待感たっぷりに会場へと詰め掛けたオーディエンスと共有される。

メンバーの卓越した表現力で、華やかさや爆発力が増幅するめ組のライブだが、今回のステージでは間違いなく歌が真ん中にあった。それは、菅原達也というフロントマンが新作で自分の底にある丸裸のエモーションを掘り起こし、メンバーがそれを大切にする演奏をしたからだ。

菅原は、自分の表現が分かりにくいと自覚しているし、今回のステージでもそう言っていた。でも、間違いなくすべての楽曲が、詰め掛けたオーディエンスに届き、響き、反射していた。

とても美しいポップミュージックの光景がそこにはあったし、その向こう側がはっきりと見えるライブであった。後日公開のライブレポートに、あらためてしっかりと書きます。(小池宏和)
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