ツアーの裏側でボノが語る、新作『ソングス・オブ・エクスペリエンス』を眠らせていた理由とは?

ツアーの裏側でボノが語る、新作『ソングス・オブ・エクスペリエンス』を眠らせていた理由とは? - 『rockin'on』2018年1月号より『rockin'on』2018年1月号より

12月1日にニュー・アルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』をリリースしたU2

『ロッキング・オン』1月号では、『ヨシュア・トゥリー』30周年記念ツアーのシアトル公演のバックステージにて行われたボノへのインタビューを掲載している。

インタビューを行ったシアトル公演は5月に行われている。本来なら『ソングス・オブ・エクスペリエンス』をリリースしてツアーを行っているはずだが、それらを先送りにして『ヨシュア・トゥリー』30周年記念ツアーを開催した理由について、ボノはこう答えている。

世界が変わったからだよ! 2016年の前半に書いた曲が、去年の政治的変革のせいでどれも突如意味をなさなくなってしまったんだ。でもその一方で1987年に書いた曲が、新たな重要性を持つようになった、と。そんなわけで、ニュー・アルバムの完成を準備しながら『ヨシュア・トゥリー30』のツアーをやっているんだ


さらに、ツアーでは『ソングス・オブ・エクスペリエンス』から“The Little Things That Give You Away”を披露していたのだが、アルバムのリリースはいつになるかを訊かれたボノは、現状も踏まえた上で以下のように語っている。

俺だけだったら、とっくにあのアルバムの曲をやってるとこなんだけどね。ほぼ完成しているし、ものすごくスペシャルな作品に仕上がっている。(中略)俺もできることなら1年前にリリースしたかったけど、状況が一変したからね。
俺たちの曲は、自分たちの人生で起きていることを伝える一種のニュース速報みたいなもんなんだ。U2は昔からずっとそうだったし、だから去年世の中が一変した時も、新しい曲に今起きてることを反映させたいと思ったんだ。


そのほかインタビューでは、トランプ大統領について、40年近くU2としてツアーをしてきた心情など、アルバムのリリース前だからこそ語られた貴重なボノの言葉が並んでいる。

同じく特集に掲載されているレビューも含め、ぜひ本誌を読み込んで『ソングス・オブ・エクスペリエンス』の魅力を紐解いてみてほしい。



『ロッキング・オン』1月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/144146

ツアーの裏側でボノが語る、新作『ソングス・オブ・エクスペリエンス』を眠らせていた理由とは? - 『rockin'on』2018年1月号 12月1日発売『rockin'on』2018年1月号 12月1日発売
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