前から噂されていた通り、ボノがルイ・ヴィトンの”Core Values"キャンペーンに奥さんのAli Hewsonと起用された。このシリーズはこれまでにも、キース・リチャーズや、ショーン・コネリー、フランシス・コッポラ&ソフィア・コッポラなどが起用されてきたキャンペーンで、優雅でシンプルで上質な=趣味のいい大金持ちな旅人という雰囲気が売りの広告だ。
今回ボノが起用されたのは、少し特殊で、まずふたりとも、ルイ・ヴィトンの服は着ていない。代わりに、Edunの服を着ている。Edunは、ボノと奥さんが、アフリカに産業を根付かせるために始めたファッション・ブランドで、エコ・フレンドリーかつアフリカで服が作られている。その株を去年LVMHが49%買い取ったのだ。それでこの広告に登場することになったようだ。Aliが持っているトートも、ヴィトンとEdunのコラボなのだそうだ。
パリのファッション・ウィークでは、ヴィトンとEdunが”African Rising”というエキシビジョンも行う予定で、それにはボノも出席するそう。Edunのような志のある企画は、志だけで中々根付かないものだけど、2005年に立ち上げてすでに5年。頑張って続けている。
この広告を撮ったのは、Annie Leibovitz。
ルイ・ヴィトンのウェブサイトはこちら。
http://www.louisvuitton.com/
ぎゃ、見なきゃよかったの素敵な秋物が……目の毒です。