ベック、“Up All Night”が米Alternative Songsチャート1位に。10年周期で1位獲得の歴史を振り返る

ベック、“Up All Night”が米Alternative Songsチャート1位に。10年周期で1位獲得の歴史を振り返る

10月にリリースされたベックのニュー・アルバム『カラーズ』のメイン・シングル曲“Up All Night”が、リリースから2ヶ月以上経過した12月16日付けの「Billboard」のシングル・チャート「Alternative Songs」で1位を獲得した。
なお、同チャートはラジオでの放送回数を元に算出されている。

ベックが「Alternative Songs」でキャリア初の1位を獲得したのはメジャー・デビュー作『メロウ・ゴールド』収録の“Loser”だ。「Billboard」によると、“Loser”は1994年の2月5日付けのビルボード・チャートで初の1位を獲得。その後5週連続でトップに位置し続けたという。


その後ベックが2度目の1位を獲得したのは実に11年後の2005年となる。同年リリースされた『グエロ』収録の“E-Pro”でチャートのトップを飾るものの、連続での1位獲得とはならず次の週には下位に下がることとなった。


そして今回、3度目の1位を獲得したのが新曲“Up All Night”だ。“E-Pro”から12年8ヶ月と2週間を経ての「Alternative Songs」トップとなった。


なおニュー・アルバム『ソングス・オブ・エクスペリエンス』でビルボード・チャートの1位を獲得したU2が、1980年代、1990年代、2000年代、2010年代それぞれでNo.1アルバムを持つ唯一のグループとなったことは先日報じた通りだ。

一方でベックは“Loser”、“E-Pro”、そして“Up All Night”により1990年代、2000年代、2010年代において「Alternative Songs」チャート1位を獲得。これはブリンク182フー・ファイターズグリーン・デイレッド・ホット・チリ・ペッパーズに並ぶ記録となる。
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