ベック、90年代にエイフェックス・ツインにアルバムのプロデュースを依頼していたことを明かす

ベック、90年代にエイフェックス・ツインにアルバムのプロデュースを依頼していたことを明かす - 『ハイパースペース』ジャケット写真『ハイパースペース』ジャケット写真

11月22日にニュー・アルバム『ハイパースペース』を世界同時リリースしたベックが、90年代にエイフェックス・ツインにアルバムのプロデュースを依頼していたことがわかった。

Stereogum」によると、Apple Musicの番組『5 Best Songs』に出演したベックは、90年代を振り返って次のように語っていたという。

98年にエイフェックス・ツインにアルバムのプロデュースを頼んだんだけど、彼は忙しくてね。エイフェックスは湖畔かどこかに引っ越してて、彼は立ち寄るから一緒にお茶を飲もうって言ってた。

彼には会ったことなかったけど、「彼が次のレコードをプロデュースするぞ」って2年間もこだわってたよ。(エイフェックスの)“Windowlicker”か、そういった感じの音のバージョンとかを考えてたんだ。



さらに、ベックは自身の代表曲の1つでもある“Loser”が、1994年に全米公開されたコメディ映画『ジム・キャリーはMr.ダマー』のテーマ曲に使われる可能性があったとも明かしていたという。

ある日、電話がかかってきたのを覚えてるよ。僕のマネージャーが、「映画があってね。彼らが“Loser”をテーマ曲に使いたがってるんだ」って言っててさ。

で、彼が長い沈黙の後に、「その映画のタイトルは『Dumb And Dumber(英語で“バカとさらなるバカ”という意味)』なんだ」って言ってたのを覚えてる。それって、その時点で世界が僕をどう思ってるかを要約してるよね。あんまり真剣に取らずに楽しもうとしたけど、同時にちょっと気落ちしちゃったよ。


なお、ベックはニュー・アルバム『ハイパースペース』より“Everlasting Nothing”のリリック・ビデオを公開した。

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