元ザ・スミスのメンバーであるマイク・ジョイスのFacebookに「ROURKE・JOYCE・GANNON SUMMER 2018」と記された画像が投稿され、マイク・ジョイス、アンディ・ルーク、クレイグ・ギャノンによる新たなプロジェクトの予告なのではと話題になっていたことは昨日報じた通りだが、マイク・ジョイスがClassically Smithsの結成を正式に認めたことが分かった。
マイク・ジョイスは「Manchester Evening News」に対し、Classically SmithsとしてマンチェスターのオーケストラManchester Camerata Orchestraと共に公演を行うとコメント。
現在のところ6月と7月に3公演を行うことを発表しており、オーケストラと共にザ・スミスの楽曲である“How Soon is Now?”や“There is a Light That Never Goes Out”を演奏するとも報じられている。
一方で、Facebookの投稿でも名前が上がっており、同プロジェクトの公式サイトにも名前が掲載されているアンディ・ルークはClassically Smithsへの参加を否定。
広報担当は「Pitchfork」に対し「アンディ・ルークが正式に(Classically Smithsへの)参加を表明したことは一度もなく、名前の使用の権限を与えた事実もありません。(Classically Smithsの)プロダクション会社のBad Productionはアンディ・ルークの参加を希望しているようですが、本人、または彼のチームはまったく許可していません」と、アンディの参加を完全に否定しているという。
しかしClassically Smithsのプレスリリースではアンディ本人によるものとして「バンド(ザ・スミス)の功績を誇りに思っている。今回こうした形でバンドの楽曲を演奏することは、世界中のファンたちへの本物の贈り物になると思う」といったコメントも発表されているようだ。
広報担当はこれついても「このプロジェクトに関するアンディ・ルークの発言として発表されたものはすべて、100パーセント捏造されたものであり正式に認められたものではありません」とコメントしている。
本記事執筆時点ではアンディ側のコメントに対するマイク・ジョイスの反応はなく、Classically Smithsの公式サイトにはアンディの名前が記されたままとなっている。
なお、アンディは近年、故ドロレス・オリオーダンとオレ・コレツキーと共にD.A.R.K.として活動していた。