フランツ・フェルディナンドの一夜限りのプレミア来日公演、即完の新木場Studio Coastはギッチギチの超満員で壮観！ニュー・アルバム『オールウェイズ・アセンディング』のリリース前にも拘らず、『オールウェイズ・アセンディング』からのナンバーをバンバンやり、リリース前の新曲で満員のコーストがバンバン盛り上がるという、さすがにダイハードなファンが集結しただけあって助走は無用、バンドとオーディエンスががっつりハマった1時間半となった。

5人編成となった新生フランツを初めて目撃できる機会でもあったわけだけれど、プロパーなキーボードがいることで予想通り分厚くゴージャスになった音と、予想外の「こうくるか！」という展開、そして予想以上の旧作ナンバーの進化・発展がトリプルで実現したのも素晴らしかったし、アレックスの自由度が上がったことで、彼のシアトリカルでコミカルなステージ・アクションが隙あらば炸裂していたのも楽しかった。

とにかくフランツ・フェルディナンドの新章の幕開けとしてはパーフェクトな一夜だったのではないか。詳細は明日アップのライブレポにて！（粉川しの）