現地時間4月14日にコーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーを務め、歴史的なパフォーマンスを見せたビヨンセだが、ビヨンセの母ティナ・ノウルズがこのパフォーマンスに関するコメントを発表している。
ティナ・ノウルズは、自身のInstagramに弁護士Alisia Adamsonのコメントとビヨンセの写真を投稿。この投稿のキャプションに、当初は「白人の観客が大多数を占めるコーチェラで、(ビヨンセのパフォーマンスで表現される)黒人文化、そして黒人大学の文化が正しく受け取ってもらえないのではと懸念していた」のだと綴っている。
しかしこの懸念を娘であるビヨンセに伝えたところ、「彼女は勇気ある答えを返してくれて、私が自分本位で恥ずかしいことを聞いてしまったと気付かされた」のだといい、今回のパフォーマンスに込められた想いを以下のようなビヨンセの言葉をもとに記している。
ショーが終わったあと、若者たちが私たちの文化を調べて、“Lift Every Voice and Sing”(アメリカの黒人国歌として知られる曲で、今回のコーチェラのパフォーマンスで披露)を聴いて、この曲が私たちにとってどんなに素晴らしい意味を持つか、そして、人種の架け橋になるような曲だっていうことを知ってくれたらと思っているの。
そして黒人の子どもたちが、歴史的黒人大学(アフリカ系アメリカ人のために設立された教育機関群)に入学する後押しにもなればと考えているわ。
「NBC News」によると、ビヨンセはこのパフォーマンスを終えたあと4つの歴史的黒人大学に計10万ドル(約1070万円)の支援を行ったという。
ビヨンセは現地時間4月16日に奨学金制度の設立を発表しており、今回の経済的支援はこれに関連したものとなる。
なお、ビヨンセは現地時間21日にもコーチェラ・フェスティバルにてヘッドライナーとしてパフォーマンスを行う。
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