5月9日に2ndミニアルバム『一大事』をリリースするポルカドットスティングレイ。そのフロントウーマンであり、ゲームクリエイターとしても活動する雫。現在発売中の『ROCKIN’ON JAPAN』6月号には、この稀代のクリエイター・雫の源泉に迫る初の2万字インタビューが掲載されている。彼女の生い立ちから現在までを丁寧に振り返り、その創作活動の発端、そしてポルカが生まれる瞬間に迫っていく。以下、発言の一部をお届けする。
インタビュー=杉浦美恵 撮影=YAMA 山添雄彦
社交性は低かったですね。学年で一番低かったんじゃないかな。大学入るくらいまでそんな感じで、仕事始めるまでは結構内向的でした
高校を辞めてすぐ、翌月くらいに大検取ったんです。グレてたけど、すっごい勉強しましたね
適当に遊びっぽい感じでできるのはバンドサークルかなと思って。別に楽器とかするつもりないし、まあマイク持つだけだったら、いいかと思って
(バンドメンバーが)ずっと言ってくるんですよ、『雫さんはもう会社辞めますもんね?』とか(笑)。だから『そんなに言うなら会社辞めるけど、ちゃんと人生を賭けるつもりでついてきてね』っていうことは言いました。『だって売れるためにバンドやりたいんだよね?』って
自分のできる手段でモノを作っているだけなんです。絵を描くのもそうだし、映像のディレクションをするのもそうだし。ほんと全部一緒ですね