アルバム『mothers』を引っ提げてまわった全国ツアー「ギャラクシーホームランツアー」。そのなかでバンド史上初めて、日本武道館公演を敢行したMy Hair is Bad。彼らはどんな思いでそのステージに立ち、そして、どんな光景を目にしたのか? 武道館2日目レポートと、終演後、椎木知仁ソロインタビューによって、そのすべてをひもといた大特集が、発売中の『ROCKIN'ON JAPAN 6月号』に掲載されている。
そんなインタビューの中から、発言の一部をお届けする。
レポート=峯岸利恵 インタビュー=小栁大輔
始まる時はあんまわかってなかったんですよね、『mothers』のこと。自分の想像と違うものになって、なんなんだろうなって思ってたんですけど。ただ自分たちが足りてなかっただけ、このアルバムを抱えられなかっただけだったのかな
脱がなくてもかっこいいんじゃん、なんで俺脱がなきゃいけないんだよ、何が足りないんだよ、歌じゃん、みたいな。そういうのいっぱい気づかせてもらいました
ただ演奏してるだけじゃ違う、自分に酔ってるだけじゃ違う、全部気持ち込めて自分に酔って、全部をあげたかった感じですね。とにかくあげられるところは全部あげたかった。全部、うん。My Hair is Bad好きで良かったなあって言わせてやらー!って