デイヴ・グロール、プリンスと共にレッド・ツェッペリンの“Whole Lotta Love”をセッションした「人生史上最高の経験」を回想

デイヴ・グロール、プリンスと共にレッド・ツェッペリンの“Whole Lotta Love”をセッションした「人生史上最高の経験」を回想

フー・ファイターズのデイヴ・グロールが米TV番組「Jimmy Kimmel Live」に出演し、生前のプリンスレッド・ツェッペリンの“Whole Lotta Love”のセッションを行った時のことを回想している。

ある夜、プリンスのロサンゼルスでのライブ後にクラブで飲んでいたというデイヴは、プリンスが一緒にジャム・セッションをしたがっているから後で呼びに来る、と言われたのだという。

しかし酔っ払いすぎていたためその日のセッションは断り、「次の金曜日」に決行しようと約束。

プリンスには「じゃあ、また電話するね」と言われたため「一週間ずっと、プリンスが俺に電話してくる、プリンスが俺に電話してくるんだ、と思いながら携帯を握ってた」ものの、「もちろん電話はかかってこなかった」のだとか。

そのまま金曜日になり、「周りから『直接行ってみろよ』って言われた」デイヴはライブ前にサウンドチェックをしているプリンスを訪ねて行き、無事セッションが実現したのだと、その日のことを以下のように語っている。

サウンドチェックしてるところに行ったんだ。そしたら誰もいなくてね。人っ子一人いなかった。だからアリーナの方に行ってみたらプリンスがいたんだけど、俺を見て「ここで何してる?」って言われたのさ(笑)

だから、「えっと、今日、セッションするって話じゃなかったっけ? プリンス」って言ったら、「ああ、やりたい? ドラムとギターどっちがいい?」って聞かれて。

それで、ドラム・セットの前に座って、俺たちはレッド・ツェッペリンの“Whole Lotta Love”を演奏したのさ。

神に誓って言うけど、この経験は本当に、俺の人生史上最高の経験だったよ。まじで、周りには誰もいなかったんだから。



なおデイヴ・グロールは、来る8月10日に23分に及ぶ壮大なソロ曲の制作を追ったドキュメンタリー『Play』の配信リリースを控えている。
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